2022年3月14日 06:15
中学生ASD長男、英語ができない…家庭教師を頼む!?でも「費用対効果あるの?」と父は大反対で。わが家の家庭教師大作戦
「塾に通わせてほしい」中1の秋に長男に言われ、理由を聞くと…
発達に凸凹のある長男が中1秋のころのお話です。
長男が通う私立中学は前期後期制。この日は前期期末試験が近づいていたこともあり、長男は試験勉強に取り組もうとしていました。浮かない顔をしていたので、静観していたのですが、しばらくすると長男が少しイライラした様子で私に「英語が全くついていけていないから、塾に通わせてほしい」と相談してきました。
Upload By スガカズ
英語に関しては、小学校のときから「苦手だろうな」と、心配していた教科です。実際長男は、中学校にあがってから、文法もつづりも理解していないままどんどん授業が進んでいくため、今さら恥ずかしくて先生に質問することができないようです。長男にとって英語の時間は苦痛以外の何物でもなかったようでした。
これまで長男は気が進まないのに、こちらが半ば強引に勉強をさせてもあまり意味がありませんでした。そのような経験を、数えきれないほどしてきたため、こうやって長男自身が自分から「塾に通いたい」と言うのはとてもよいきっかけだと感じ、私はできる限り長男の希望に応えたいと思いました。
Upload By スガカズ
とは言っても、長男の通う中学校は土曜日を含めて毎週6日通学しないといけません。通学にかかる時間も往復2時間かかるため、現状のタイムスケジュールに加えて塾に通うことは本人にとって負担となると感じました。そこで、私は自宅にいながら指導してもらえる家庭教師にお願いするという選択肢を長男に提案しました。
長男と私だけの判断で決定することができないので、長男と私で話したあと、パパに相談をすることにしました。ですが、事情を聞いたパパに「(塾などの勉強に関する習い事は)認められない」と却下されてしまいました。
パパに相談してみると、「解決する努力をしていないのに、それって費用対効果はあるの?」
Upload By スガカズ
理由はこうでした。
・長男が家庭で予習、復習をする習慣をつけていないことが気になる
・長男は分からないことに対して解決策を考えず、おざなりにしていることが気になる
・そんな状況で簡単に決断はしたくないこと
・そもそも長男は4人きょうだいの中で最も教育に対してお金や労力をかけられていること
正論を言われてしまい長男も私も「これはOKをもらえないパターンだ…」