子育て情報『2歳半で2語文なし、目が合わず。でも診断はなくーー娘との未来が見えなかった涙の日々』

2022年6月8日 14:15

2歳半で2語文なし、目が合わず。でも診断はなくーー娘との未来が見えなかった涙の日々

と夢見たことが、一つも叶えられないんじゃないかと思ったこともありました。

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発達障害が、妊娠中や出産時、育て方が原因ではないと、今は分かります。

でも当時は、どこで間違ってしまったのだろうか…妊娠中、食べたものが悪かった?ストレス?出産時に時間がかかったことが原因?私がなかなか母乳が出なかったから?もっと、接し方に気をつけていれば・・・と、自分を責めて責めて、後悔して後悔して、負の連鎖でした。

もし・・・発達障害があったら、この子はどうなる?生きていける?みんなに愛してもらえる?友達はできる?「発達障害」という言葉は、当時の私には重くのしかかっていました。


やっとついた診断。

それからときが経ち、娘が4歳のときに広汎性発達障害(自閉スペクトラム症)の診断を受けました。
診断を受けたとき、私は…

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「やっと診断名がついた」「よかった」というのが最初の感想でした。

当初は、発達障害があったらどうしよう…発達障害ではありませんように…と考えていましたが、「発育が遅れている」や「グレーゾーン」という場所にいるのは、私にとって、とてもしんどいものでした。

どっちのグループにも属すことができない、道がないようなそんな感じがしていました。あんなに避けたかった診断でしたが、気がついたころには「早く診断名がついてほしい」「道をはっきりさせたい」と思っていました。
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自分でも想像していなかった「発達障害」の受け止め方。

診断がついて、7年。今の私にとって、「発達障害」という言葉は、そこまで重いものではありません。
娘を表す一つの言葉で、私にとってはプロフィールのような…血液型や趣味、特技を書くぐらいのもので、違和感はありません。もしかして…発達障害?と、悩んでいた当時の私からしたら、想像のできない姿でしょう。

今の娘は会話もできているし、学校にも通えている。今思えば、あのとき、あんなに悩む必要はなかったのではないかと思ったりもします。でも、悩み苦しんだ日々も含めて、私と娘が二人で積み重ねた経験。わが子に発達障害があるかもしれないと言われたとき、悩み苦しむのは当たり前。あの苦しんだ日々は、私を強くしてくれ、今の私の土台になっているように感じます。

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今、思春期・反抗期を迎えている娘。

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