「子どもの問題をオレに振るな」グレーゾーン娘の不登校、性別への違和感も。児童精神科を受診するも他人事、部屋にこもる夫--発達ナビユーザー体験談
わが子の問題に父親として向き合ってもらいたい、情報を共有することでいつでも相談できるようにしておきたかったのです。
児童精神科受診日、夫の行動に失望
児童精神科受診当日、夫は待合室で居眠りしたり、院内をウロウロ歩き回ったりしていました。
夫は買物や行事などでも一緒に行動せずウロウロと何処かに行ってしまうし、普段からいろいろなところで居眠りをするのですが、まさか娘の病院で?とショックを受けました。診察のときも話すのは母親の私だけ。夫は単身赴任だったからと子どもの事は分からないという態度でした。
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診察の結果、娘はASDグレーゾーンだと医師から言われました。そして娘は私達両親の前で「性別の違和感のため性転換したい。
名前も変えたい」と医師に言いました。以前にも娘はそのようなことは言っていましたが…娘は本気なのだと思いました。医師に詳しく話を聞いたところ、実際に性転換を行うなら東京の専門医を紹介してもらう必要があるとのこと。
娘はまだ小学生、決断するのは早すぎないだろうか。あとで後悔することにはならないだろうか。また、地方に住んでいて専門医の受診も簡単にはできないし、下の子のことや、費用のことまで…さまざまなことが頭の中で渦を巻き、胃が締め付けられるようでした。受診後、私は不安な気持ちでいっぱいでした。
しかし夫は、病院をでるなり「焼肉でも食べて帰るか!」と何故かハイテンションでした。
私はついに爆発。相談に乗ってくれない夫に「あなたは傍観者なの!子どもが心配じゃないの!」と切れてしまいました。
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怒った私を見た夫の反応は
怒っている私をみた夫は急にぶっきらぼうな態度になりました。私の気持ちが理解できず戸惑ったり、面倒くさいと感じている様子で
「子どもの問題をオレに振るな」
「子どもの問題なのになぜ自分が責められなければならないのか」
「病気だから仕方ないだろう。放っておくしかない」
「病院にも連れて行ったし、やることはやった」
「何かやらせようとするのは親(母親)のエゴだ」
と言われました。
その後、夫は食事やお風呂以外は自室にこもってしまいました。
夫が自室にこもる状態は、最初の通院で言い争ってから5ヶ月ほど続きました。
私は我慢ができなくなって、娘のこと、そして私の気持ちを伝えようと泣きながら話しました。