子育て情報『小学校入学、登校初日に行方不明になった発達障害娘、翌日に母流産…。七転八倒しながら身につけた私が前に進む術』

2023年3月6日 06:15

小学校入学、登校初日に行方不明になった発達障害娘、翌日に母流産…。七転八倒しながら身につけた私が前に進む術

予定の時間を20分以上過ぎても娘が来る気配はなく、私はもしかして気づかないうちに娘が通り過ぎてしまったのかもしれないと思い、一度帰宅しました。

でも家にも娘はおらず、私は学校に電話をしました。

電話を受けた先生は着任したばかりだったようで、担任の先生の名前を伝えてもすぐには分からないようでした。児童数が多いということは当然職員数も多く、電話口からは新年度開始直後で先生同士の連携がまだうまくいっていない様子が伝わってきました。
結局、担任の先生に聞いても引率した先生に話を聞いても、娘がどこでいなくなったのかは分かりませんでした。

引っ越してきたばかりで娘は通学路以外の道をほとんど知りません。
私は家の周囲を中心に探しましたが娘の行方は分からないままでした。
探し始めて1時間が過ぎたころ、学校の先生から「教員が手分けして探します。
娘さんと入れ違いになるといけないので、お母さんは自宅にいてください」と連絡がきました。

自宅で連絡を待つ間、私は生きた心地がしませんでした。


1時間半後

私の携帯に電話がかかってきました。
それはコンビニの店員さんからでした。

「娘さんがずっとお店の前にいたので声をかけました。帰り道が分からなくなってしまったそうなので、ランドセルの中に書いてあった緊急連絡先にお電話しました」

そこは自宅から一番近いコンビニでした。私はすぐにお店に向かいました。
店員さんにお礼を言うと「娘さんは泣くこともなく、えらかったですよ」と言われました。

娘は小さいころから人見知りもなく、迷子になっても泣かない子どもでした(そのせいでいつも親はひやひやしていました)。

このときは私の方が安堵で泣きそうになりました。


迷子の経緯

私は帰宅後、娘にどうして迷ってしまったのかを聞きました。娘の話によると、

集団下校のとき、娘は同じ方面のお友達(初対面)と手をつないで歩いていたけれど、その子は途中で別のルートに分かれる子だったらしい。それに気づかず、ずっと手をつないでいて、そのままその子の下校ルートについていってしまった。
引き返す途中で迷ってしまいコンビニ付近にたどり着いた。コンビニは家の近所だったけど、通学路からは外れていて、一人では行ったことがなかったので帰り方が分からなくなってしまった。

ーーということでした。


学年主任の先生に経緯を話すと「近所なのにどうして道が分からないのですか?通学路の練習はしましたか?」

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