子育て情報『てんかんの治療薬、デパケン(バルプロ酸ナトリウム)とは?どんなてんかん発作に処方される?効果や副作用、ほかの治療薬についても解説【てんかん専門医監修】』

2023年3月22日 06:15

てんかんの治療薬、デパケン(バルプロ酸ナトリウム)とは?どんなてんかん発作に処方される?効果や副作用、ほかの治療薬についても解説【てんかん専門医監修】

により発症するてんかんになります。
てんかんの治療薬、デパケン(バルプロ酸ナトリウム)とは?どんなてんかん発作に処方される?効果や副作用、ほかの治療薬についても解説【てんかん専門医監修】の画像

Upload By 発達障害のキホン

全般発作に対してはバルプロ酸ナトリウム、部分発作に対してはカルバマゼピンが第一選択薬として広く使用されています。


てんかんの治療薬、デパケン(バルプロ酸ナトリウム)とは?どんなてんかん発作に処方される?効果や副作用、ほかの治療薬についても解説【てんかん専門医監修】の画像

Upload By 発達障害のキホン

【全般性強直間代発作】
第一選択薬
・バルプロ酸ナトリウム

第二選択薬
・ゾニサミド
・フェノバルビタール
・プリミドン
・フェニトイン
・ラモトリギン
・イーケプラ
・トピラマート
など

【欠神発作】
第一選択薬
・バルプロ酸ナトリウム
・エトスクシミド
など

第二選択薬
・クロナゼパム
・ラモトリギン
など

【強直発作、脱力発作】
第一選択薬
・バルプロ酸ナトリウム

第二選択薬
・ラモトリギン
・レベチラセタム
・トピラマート
など

【ミオクロニー発作】
第一選択薬
・バルプロ酸ナトリウム
・クロナゼパム

第二選択薬
・レベチラセタム
・トピラマート
・ピラセタム
・フェノバルビタール
・クロバザム
など

単純部分発作、複雑部分発作、二次性全般化強直間代発作と概ね3種類ありますが、薬に大きな違いはありません。

てんかんの治療薬、デパケン(バルプロ酸ナトリウム)とは?どんなてんかん発作に処方される?効果や副作用、ほかの治療薬についても解説【てんかん専門医監修】の画像

Upload By 発達障害のキホン

第一選択薬
・カルバマゼピン

第二選択薬
・ラモトリギン
・レベチラセタム
・トピラマート
・ゾニサミド
・フェノバルビタール
・プリミドン
・ガバペンチン
・フェニトイン
など

https://shizuokamind.hosp.go.jp/epilepsy-info/news/n4-4/
参考:てんかんの薬物治療|てんかん情報センター

https://www.neurology-jp.org/index.html
参考:日本神経学会


てんかんの薬・バルプロ酸ナトリウムは、どういうてんかん発作に処方される?効能、効果、用法、用量は?

バルプロ酸ナトリウムは、全般発作に有効な抗てんかん薬です。

全般発作とは脳の広い範囲、または全体が興奮して起こる発作になります。発作の始まりに意識を失うことも多いです。全般発作には以下のような種類があります。


てんかんの治療薬、デパケン(バルプロ酸ナトリウム)とは?どんなてんかん発作に処方される?効果や副作用、ほかの治療薬についても解説【てんかん専門医監修】の画像

Upload By 発達障害のキホン

強直間代発作
突然発症して強直発作と間代発作を起こします。発作後に30~1時間位の眠りにつくことも多く、その後は普段通りに戻ることが多いです。意識のもうろう状態による事故などに注意が必要です。

・症状
強直発作:突然意識を失い、口を食いしばる、手足を伸ばした状態で全身が硬くなり呼吸が止まった状態は数秒~数十秒間続く
間代(かんたい)

関連記事
新着子育てまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.