祖父の「泣くならもう来るな!」に障害のある息子はパニック!祖母は傍観…つらかった帰省トラブル【読者体験談】
3歳のときに精神運動発達遅滞の診断を受けた息子。義父母とは、子育てについて言い争いも…
わが家の長男は、3歳のときに精神運動発達遅滞の診断を受けました。真面目で切り替えが苦手な長男は、見通し不安があると泣いてパニックになってしまいます。
「これは泣くかもしれないな」と思う場面については、事前に本人に説明するようにしていますが、私の話した内容が理解できなかったり、話していた以上のことがあると、パニックになって泣き出してしまいます。私は、泣いて本人の気がおさまるならいいと思ってはいるのですが、かなりの大声で泣くので、「家や車の中ならいいけれど、学校ではなるべく我慢したほうがいいよ。嫌なときはその場から逃げるようにしよう」と伝えています。
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わが家と義実家は同じ県内にあり、長男が小学校に入る前はGW、連休、お盆休み、年末年始と、毎月とまではいきませんが頻繁に帰省していました。
義父母は周りから「優しい義両親でいいね」と言われるような評判のいいタイプですが、私からみた義父母は悪い人ではありませんが、良い人でもありません。
二人とも人当たりはいいのですが、こちらが話したことを理解してくれているのか怪しく、知った風を装うことが多々あります。義父母とは、長男の子育てについて言い争いをしたこともありました。
このような義父母ですので、いつかトラブルが起こるだろうと感じていました。そしてそれは、現実になってしまいました。
祖父の「泣くならもう来るな!」で長男はさらにパニックに!
長男が8歳の夏、義実家へ帰省しました。
ちょうど数年前に亡くなった夫の友人の命日が近かったため、夫はお墓参りに行きたいとのこと。お墓周辺はやぶ蚊がとても多いため、夫と私のみでお墓参りをし、子どもたち(長男と4歳下の長女)は義父母に預かってもらうことにしました。しょっちゅう帰省しているので、問題ないだろうと思ったのが間違いでした。
午前中でお墓参りも終わり、ファストフード店でお昼ごはんでも買って帰ろうと夫の実家に電話をしました。長男が電話口に出てくれた際、「●●で、▲▲セットを買っていくね」と伝えました。長男は「ん?」と言ったので、うまく伝わらなかったのかなと思い、数回同じことを伝えました。長男には聴覚過敏があり、電話に耳を当てて聞いたり、話したりするのが苦手です。