子育て情報『カサンドラ症候群とは?症状や原因、治療や対処法について分かりやすく解説します』

2023年8月6日 18:15

カサンドラ症候群とは?症状や原因、治療や対処法について分かりやすく解説します

自閉スペクトラム症(ASD)などの特徴のある身近な人との関係性を改善するための対処法を紹介します。

■自閉スペクトラム症(ASD)の診断を強要しない
自閉スペクトラム症(ASD)の特徴のある人の中には学校や会社などでは適応していて、本人は特に困っていないという場合もあります。

関係性を改善したいからといって無理に受診を促すと、本人が抵抗し関係がこじれることもあります。

■自閉スペクトラム症(ASD)の特徴や対処方法について知る
自閉スペクトラム症(ASD)の特徴について知ることで、コミュニケーションでズレが生じる理由や、その対処法が分かることもあります。

現在では本やインターネットで調べることができるほか、発達障害についての支援機関に相談するなどの方法で特徴や対処法を知ることができます。

■生活していく上でのルールを決める
自閉スペクトラム症(ASD)について知識を得たうえで、生活上のルールを決めていきます。

自閉スペクトラム症(ASD)といっても、一人ひとり特徴の現れ方も性格も異なります。どういうルールや方法であればお互いがストレスなく続けていけるか、一緒に決めていくことが大事です。


例えばあいまいな表現が苦手で「ちゃんと片づけて」と言われても行動できない子どもの場合は、片づけるものの名前を書いた箱を用意しておきます。

そして「遊び終わったら、●●の箱の中に入れてね」と伝えるようにするなどの方法があります。

■距離を置く時間や、相談できる第三者とのつながりをつくる
親子の場合は長い間距離を置くのは難しいと思いますが、預けることができる施設などを活用し、数時間でもリフレッシュする時間を設けるといったことも大事になります。

また、日常1対1の時間が長いことでストレスを感じる場合は、友人や支援機関の方など第3者も含めて過ごす時間を作っていく方法もあります。


カサンドラ症候群のある人が利用できる相談先は?

ここではカサンドラ症候群のある人が利用できる相談窓口を紹介します。
自閉スペクトラム症(ASD)の特徴のある人の年齢によっても相談先が異なりますので、分けてお伝えします。自閉スペクトラム症(ASD)の特徴のある人について、年齢にかかわらず相談できる場所として「発達障害者支援センター」や「発達外来のある病院」があります。

■発達障害者支援センター
年齢にかかわらず発達障害のある人の日常生活や仕事など、幅広い相談を受け付けている支援機関です。

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