子育て情報『「定期テストが0点でもOK」中1発達障害次男への母の思い…課題や試験、学校での合理的配慮は』

2023年11月1日 14:15

「定期テストが0点でもOK」中1発達障害次男への母の思い…課題や試験、学校での合理的配慮は


発達障害のある次男の中学校生活がいよいよスタート!

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発達障害(ADHD、LD)のある次男はこの春から中学校の通常学級に通っています。希望していた週一回の特別支援教室(通級指導教室)にも無事に通えることになりました。

次男は昔から、環境の変化が苦手です。環境の変化があるときに対人関係のトラブルが起こりやすくなります。小学校に入学してからは大人(今回の場合は学校の先生など)とのトラブルが大半で、小学校低学年の頃はかんしゃく(暴言、物にあたる)や脱走がときどきありました。

そのため、「次男の特性をあらかじめ知ってもらっていたほうがトラブルを未然に防げる」と思い、次男の特性などを中学校に事前に共有しています。


学校生活スタート。本人の気持ちは……?

次男は小6の秋におこなった、特別支援教室(通級指導教室)の体験での自己紹介で「中学校に入ったら怒るのをなおしたい」と言っていたり、入学直前には「中学校に入ったら新しい友達をつくる」「どんな学校なのか楽しみ」と話していました。


小学校卒業前から本人の情緒は比較的安定していて、中学校に通ってからも不安定になることはありませんでした。知らない人も多く小学校とは違った環境でしたが、よい緊張感をもって中学校に通い始めました。

入学から1ヶ月ほど経つと、クラスにも徐々になじめるようになり、新しい友達も増えました。
また、クラス担任は次男との関わり方が上手く、次男自身も担任を好意的に思っているようで、大きなトラブルもなく毎日学校に通うことができています。

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ただ、昔から朝は苦手で、緊張感がなくなった現在は、遅刻が目立つようになりましたが……。

部活動はソフトテニス部に入部しました。
体を動かすことは昔から得意だったので、テニスは未経験でしたが、どんどんできることが増えていきました。
週5日の練習や、休日の試合など熱心に活動しています(平日の朝は遅刻が目立ちますが試合の朝は不思議と遅刻しません)。


一度だけ、体育の先生と意思の疎通がうまくいかず、泣いて授業を抜け出したことがありましたが、その際には担任が次男に事情を聞き、学校で話し合って解決することができました。授業は前向きに参加しており、小学校の頃と比べると大きな成長を感じています。


初めての定期テストと、課題提出

7月、次男にとって人生で初めての定期テストがありました。

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