子育て情報『「日常がうまくいかない」正反対なのに似ている2人――SNSで話題沸騰!『君と宇宙を歩くために』1巻発売記念!泥ノ田犬彦先生インタビュー』

2023年11月23日 12:15

「日常がうまくいかない」正反対なのに似ている2人――SNSで話題沸騰!『君と宇宙を歩くために』1巻発売記念!泥ノ田犬彦先生インタビュー

またこれは解決方法ではない場合もあるのですが、同じ悩みを持っている人を見つけるというのも大切かなと思っています。一人で抱えてしまうと孤独で胸がいっぱいになってしまいますが、地球のどこかに同じような悩みを持って生きている人が自分以外にもいるんだなと思うと、少しだけ気持ちの角度が変わるような感覚になります。自分が言えなかった「助けて〜」を誰かが言ってくれているかもしれないし、運が良ければその先で解決策が見つかっている可能性もあるので。

――今後の作品の展開を教えていただけますか?

当分は宇野&小林の日常生活がメインになるかと思いますが、宇野のお姉ちゃんや小林の友達の朔の話も描けたらいいなと思っています。どこまで描くことができるか分からないのですが、それぞれの立場でそれぞれの悩みや葛藤があると思うので、丁寧に物語を進めることができたらうれしいです。

――最後に発達ナビの読者のみなさまへメッセージをお願いいたします。

『君と宇宙を歩くために』は学校、仕事、社会の中で「何かうまくいかないなあ」と思いながら日々過ごしているキャラクターたちが出てきます。めちゃくちゃ活躍したり、彼らが世界を大きく変えるなんてことはないかもしれないですが、自分の歩く道を見つめて進んでいこうと奮闘していく姿を等身大で描けたらいいなと思っています。
何気ない日常を、一緒に見守っていただけたらうれしいです。頑張って描きます!

――ありがとうございました。 

「日常がうまくいかない」正反対なのに似ている2人――SNSで話題沸騰!『君と宇宙を歩くために』1巻発売記念!泥ノ田犬彦先生インタビューの画像

Upload By 発達ナビ編集部

アフタヌーン四季賞2022年秋のコンテストにて『東京人魚(トーキョー・マーメイド)』が準入選。『君と宇宙を歩くために』はアフタヌーンWeb増刊「&sofa」にて毎月第4月曜日連載中。

(コラム内の障害名表記について)
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。

神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。
知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。

関連記事
新着子育てまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.