子育て情報『自閉症娘の起床は午前2時。母も眠れず体調不良に…服薬は必要?わが家の選択【医師アドバイスも】』

2023年12月22日 06:15

自閉症娘の起床は午前2時。母も眠れず体調不良に…服薬は必要?わが家の選択【医師アドバイスも】


自閉スペクトラム症の5歳娘、急に乱れ始めた睡眠。真夜中に起きては大はしゃぎ!

今年の夏から秋にかけ、5歳の長女まゆみの睡眠リズムが乱れに乱れ、親子ともども睡眠不足の日々を送っていました。

何がきっかけだったのかは分かりません。ここ2年ほどは睡眠も安定していて、それなりに寝てくれる子でした。
それがいきなり、真夜中の2時や3時に大笑いしながら起き出して何時間も騒いだり、暗いうちに目覚めたまま眠らないようになったのです。ひどい時には起床が夜中の1時だったこともありました。

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まゆみは目覚めるとまず、寝ている私の上に乗ってきて頬を寄せ、アゴでゴンゴンして起こそうとしてきます。
本人はニコニコして悪気はないのですが、まゆみの繰り出す強烈なアゴ落としで私が悶絶しながら起きるのがルーティンになっていました。
走り回って騒がない限りは夫や次女が起こされることはあまりないのですが、まゆみが起きると私は必ず起こされてしまうのです。

「起きて起きて」と言わんばかりに愛情表現してくれるのは有難い反面、真夜中に起こされるのには参りました。
まゆみは20時半頃眠りに就くことが多いのですが、私はふだん夜中の1時頃まで仕事をしているため、これではほとんど眠れません。

そんな日が1ヶ月ほど続くと私の体調もみるみる悪化……。体重もメンタルもガタ落ちし、口内炎と謎の蕁麻疹に悩まされ、仕事にも生活にも差し支えるように。そんな時、ちょうどまゆみの発達外来の受診日があったので主治医に相談してみました。

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実は、主治医には以前から服薬を薦められていました。それを固辞していた理由は、対象年齢になったばかりであることと、診察室での姿と普段のまゆみの姿にギャップがあったからです。

広い診察室ではテンションが上がって走り回ってしまうまゆみですが、家庭内や療育先になると、落ち着きのなさはあるものの座って学習にも取り組めているのです。そのため日常生活で「多動のせいで学習機会が減っている」と感じることは少なく、思い出したようにクルクル跳ね回るまゆみのうれしそうな表情を見ていると、「今のこの子の脳と体には必要な動きなんじゃないか」とも思えていました。服薬に関しては何が正解というのはなく、当事者が納得することが重要なのだと考えています。しかし、まゆみ本人が決めることは難しいためにメリットとデメリットをよくよく考えて慎重になっていました。

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