子育て情報『ADHD?落ち着きがないだけ?4歳、5歳で表れる特徴、症状など【医師監修】』

ADHD?落ち着きがないだけ?4歳、5歳で表れる特徴、症状など【医師監修】

|MSDマニュアルプロフェッショナル版


4歳、5歳児頃から表れるADHDの特徴とは?多動?落ち着きがないだけ?気になるサイン

4歳、5歳の子どもは、保育園や幼稚園の年中や年長にあたり、友達との会話を楽しんだり、ルールを決めた中で遊んだりとできることも増えてくる時期です。

そのため、ADHD(注意欠如多動症)の子どもは園での活動や友達との関係で困り事が生じる傾向がみられるようです。ここでは特性ごとによくみられる特徴を紹介します。

不注意
・保育士が話していることを最後まで聞けない
・遊んでいる最中にほかのことに気を取られることが多い
・保育士から指示された課題を最後まで続けることができない
・よく物をなくしたり、忘れたりする
・集中力が必要なことを嫌がる

多動・衝動性
・落ち着きなくそわそわ動いたり、身をよじったりしている
・席に座る場面でじっと座っていることができない
・話を聞く場面で走り回ったり、おしゃべりをしたりする
・保育士の話をさえぎってしゃべりだす
・ほかの子どもが何かしようとするのを遮る
・ほかの子どもが使っているおもちゃを横から取ってしまう
・順番を待つことができずに割り込む
・保育士の指示は聞いていても自分のしたいことを優先する

ただし、4歳、5歳頃にはこのような行動が多くみられるため、ADHD(注意欠如多動症)かどうかを判断するのは難しく、診断自体は7歳頃に受けることが多いと言われています。

https://www.mhlw.go.jp/shingi/2007/05/dl/s0509-1e.pdf
参考:第2章(子どもの発達)に盛り込むことが考えられる事項(たたき台案)|厚生労働省

https://www.msdmanuals.com/ja-jp/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0/23-%E5%B0%8F%E5%85%90%E3%81%AE%E5%81%A5%E5%BA%B7%E4%B8%8A%E3%81%AE%E5%95%8F%E9%A1%8C/%E5%AD%A6%E7%BF%92%E9%9A%9C%E5%AE%B3%E3%81%A8%E7%99%BA%E9%81%94%E9%9A%9C%E5%AE%B3/%E6%B3%A8%E6%84%8F%E6%AC%A0%E5%A6%82-%E5%A4%9A%E5%8B%95%E7%97%87-adhd
参考:注意欠如・多動症(ADHD)

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