プレ幼稚園がつらい!1人だけ集団行動できない、座れない、癇癪…保護者の視線も気になって
発達に悩みつつも、プレ幼稚園に通うことに
たーちゃんが2歳になってすぐ、プレ幼稚園に申し込みました。その頃の私は、たーちゃんの発達について悩んでいたこともあり、年少でいきなり幼稚園に入園して、たーちゃんが一人で集団生活になじめるのか不安でした。すでに通っていた市の親子教室での様子を見ても、たーちゃんにとって集団生活が難しいことは、一目瞭然でした。
そのため、年少で入園する前の一年間、親子通園のできるプレ幼稚園に週に一度通うことにしたのです。プレ幼稚園に通えば、場所見知りと人見知りのあるたーちゃんも環境に慣れて、スムーズに年少をスタートできるのではないかと期待していました。
プレ幼稚園に提出する書類には発達について気になっていると書き、初回のクラスでも担任の先生に相談していました。それでも「大丈夫ですよ」と温かく受け入れてくれて、安心したのを覚えています。
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しかし、通い始めてすぐに問題が……
まず幼稚園に入ることができませんでした。
初めての場所や大勢の人がいるところへの不安感が強いたーちゃんは、幼稚園の門をくぐることも難しかったのです。
担任の先生がなだめてくれてなんとか教室まで行けましたが、その後もずっと帰りたがって、そんなにつらいなら本当に帰ってしまおうかと思うほど、ぐずり続けていました。結局、私にしがみついた状態で初回の2時間を過ごしました。
次に大変だったのは、椅子に座っていられないことでした。たーちゃんは集中が切れたり興奮したりすると、教室の中をぐるぐると走り回ってしまい、その度に先生から注意されました。ふらふらと離席したり、ふざけて床に転がったりすることも多く、私は背後から腕を回すようにして、たーちゃんを椅子に座らせていました。
ほかのお子さんは椅子に座っていられるし、走り回ったりもしないのに……と、どうしても比べてしまいました。ほかの保護者の方からの、大変そうだな……という視線が、その通りなのですが、つらく感じました。
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そのほかにも、遊びを中断できずに癇癪を起こす、教室から出て行く、ドアの開け閉めに固執する、お友達の玩具を取るなど困った行動が続きました。そのため、私はたーちゃんにつきっきりでお世話をしていました。
座っての活動が多いこともあり、私は「動くことが好きなたーちゃんには、プレ幼稚園の活動はつらいのではないか?」