児童発達支援はどうやって通う?診断書がないとダメ?発達に不安のある息子、事業所利用までの紆余曲折
と市役所に駆け込んでから、約2ヶ月。ようやく1つの事業所と契約することができました。
その事業所に決めた理由は、たーちゃんの好きな運動療育がメインで、自宅や幼稚園への送迎があり、母子分離で半日預かってくれるからでした。
やっと児童発達支援事業所に通える!と思ったけれど……
これで、来月から利用開始できる!プレ幼稚園や親子教室のない夏休みも、なんとか頑張れる!そう思っていました。
ですが契約した時にはすでに、その事業所の夏休みのスケジュールは利用者さんの予定で埋まっていたのです。そのため、実際の利用は9月からということを知り、もっと早く行動していたら……と落ち込みました。
それでも夏休み明けの9月から週に2回ほど通えるようになり、ゆっくりですが、たーちゃんの発達にも良い影響が表れ始めました。
そして私も、たーちゃんと離れる時間ができて徐々に元気を取り戻していきました。
この児童発達支援には、現在も幼稚園と併用して楽しく通っています。
たくさん悩んだ、いままでの道のりを振り返って
児童発達支援の利用を開始するまでに思ったことは、
・自分で調べてみても分からないことは人に聞いてみる
・児童発達支援について知りたければ、まず自治体に問い合わせしてみる
・すぐには利用できないので、利用したいと思ったらなるべく早く行動した方が良い
ということでした。
この記事が、児童発達支援を利用したいと思っている方を後押しするきっかけになれば幸いです。
執筆/みかみかん
(監修:室伏先生より)
児童発達支援に通われるまでの道のりを詳しく共有してくださり、ありがとうございました。児童発達支援施設の通所に必要な書類や、自治体が管轄する療育を受けられるかどうか、自治体・民間の児童発達支援施設の空き状況は、自治体や地域により異なります。みかみかんさんのように、悩まれている親御さんも少なくないと思います。利用されたい方は多い一方で、発達を専門にする外来も児童発達支援も、空きが少なくて待つ期間が長かったり、書類準備や申請などの準備に時間がかかったり、という現状があります。発達に不安はあるけど個人差の範囲なのかもしれない、もう少し様子を見てみたほうがいいのかもしれない、と迷われている方もいらっしゃるかもしれませんが、お早めに自治体に相談して情報を集めてみることが、適切な時期に適切な支援へとつながる大切なステップになるかもしれません。