子育て情報『幼稚園で1人だけ違う行動。発達障害診断前、息子の特性を強く感じた出来事』

幼稚園で1人だけ違う行動。発達障害診断前、息子の特性を強く感じた出来事


初めての参観日。うれしすぎて離席を繰り返すタクにビックリ

幼稚園で1人だけ違う行動。発達障害診断前、息子の特性を強く感じた出来事の画像

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タクはイヤイヤ期は激しかったものの、後追いはありませんでした。幼稚園に通い始めた当初でも行き渋りはほぼありませんでした。

初めての保育参観の時のエピソード。教室の後ろのほうから静かに授業を見守ろうと思っていたけれど、私を見つけたタクは「ママ!ママが来た〜!」と一目散に駆け寄ってきました。突発的に動いてしまう特性が強く出ていたと思います。

席に戻るようにたしなめても、うれしくて興奮している様子で、なかなか声が届きません。
先生に手を引かれて渋々戻っていったけど、ほかの保護者やお友達からも注目されて、恥ずかしくて困惑しました。

その後も何度も立ち歩いたり、キョロキョロと落ち着かない様子のタク。そんなタクを先生方は叱るようなことはなく見守ってくださいましたが、どのような声がけをすればよいのか少し困っている様子でした。

きちんと自分の席に座って先生の話を聞くお友達を見て、なんて落ち着いてるんだろう……とびっくりしたのを覚えています。


集団行動の中で一人だけ違う行動……目立つ息子

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また体操の参観の時には、タクなりのこだわりを強く感じる場面がありました。

玉入れをする時に、タクはなかなか玉を投げようとしないのです。両手いっぱいに玉を集めることに夢中で、最後まで一つも投げてくれませんでした。
先生やお友達が玉を投げている姿は目に入らないのか、まるで興味がない様子でした。ルールが分かっていないだけなのか、分かっていて違うことをやっているのか周りの人には分かりません。

ほかにも、列に並ばない座らないなど集団行動を乱すことが多く、母としていつもヤキモキしながら見学していました。

当時の録画した映像を見ると「あぁ……ちゃんとやってよ……はぁ……」と私の音声が録音されていました。10年経った今は笑い話にできますが当時は本当につらくて、居心地が悪くて、頼むから周りの子と同じように行動して!と何度も念じていました。

キチンと目を見て丁寧に説明すれば理解はしているようだけど、集団の中に入ると指示の通りにくさがあったのだと思います。


集団生活のルールを教えるのは難しい

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人との距離感を計るのが苦手で、どんどん距離を詰めてしまう。

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