自閉症息子が2歳半の時に離婚、波乱の子育て。わが子に「どんな人生を歩んでほしいか」母の思いは…
とADHD(注意欠如多動症)のコチ丸さんを頑張って育てている私こと、お母さまはよく考えて行動していると思います。お母さまの努力は決して無駄にはなりません。最終的にコチ丸さんが自立できればいいのです。北海道での寮生活がさらにコチ丸さんの社会性を磨いていることでしょう。「かわいい子には旅させよ」の精神で、早めの親離れはお母さまにとっては寂しいかもしれませんが、コチ丸さんご本人の自立性を磨くにはいい機会だと思います。数年後には必ずやお母さまに恩返ししてくれることでしょう。会えなければ手紙でもいいので寮で頑張っているコチ丸さんを褒めてあげてくださいね。
https://h-navi.jp/column/article/35030110
前の記事はこちら
(コラム内の障害名表記について)
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。
現在は下記の表現になっています。
神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。
知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。
※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。
ASD(自閉スペクトラム症)
自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
ADHD(注意欠如多動症)
注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。
ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。
先生や経験者のアドバイスに心が揺れて。「通常学級か、特別支援学級か」直前まで迷った就学問題【読者体験談】