2歳で自閉症の診断。発語も身辺自立も遅れ…「小学校に入れるの?」途方に暮れる私を勇気づけた言葉
一般的には、まずは候補になりえるところに実際に見学に行き、いろんな意見を聞いていきながら決めていくことが多いかと思います。海乃さんの場合は、経験豊富でひとでくんのことをよく分かってくれている療育園の先生に、地元の特別支援学級に行くべき!と後押ししてもらえたのですね。
そして、年長での幼稚園(厳しめ)への転入は、迷いや不安がありながらも、ひとでくんが結果的によかったと思える成長を見せてくれたのは何よりです。それまで療育園で築いた土台があって、幼稚園の明確なルールの提示と手厚いサポートによって花開いたのかもしれないなと読んでいて思いました。
https://h-navi.jp/column/article/35030098
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(コラム内の障害名表記について)
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。
神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。
知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。
※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。
ASD(自閉スペクトラム症)
自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
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