いつまで続くの?自閉症息子の激しいこだわり、癇癪に疲弊。4歳で出た「まぁいっか」に成長を感じて
こだわりの強いたーちゃん。それに付き合う保護者はしんどいことも……
2歳頃から徐々にこだわりが強くなっていったたーちゃん。服も、食べるものも、遊びも、生活のリズムも、自分なりのルールやルーティンが決まっています。
こだわり1服
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例えば、服はお気に入りしか着ないので、いつも決まった2、3着をヨレヨレになるまで着回していました。3歳頃、特に嫌がっていたのは新しい服です。着せようとしても大暴れ、大泣きで、袖を通すこともできませんでした。
なので、ちょっとしたお出かけの時に着てほしいオシャレ着が、新品同様のままサイズアウトすることも多々あり……。
特に衣替えの季節は、すんなり服を着てくれるかどうか、癇癪がおきないかいつもハラハラしていました。
こだわり2テレビ
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もう一つのこだわりは、テレビでは気に入った動画しか見ないことです。同じアニメや動画を、何回も何回も繰り返し見ることが好きです。これは4歳半の今でも変わりません。
私が見たいテレビ番組をつけようものなら、すぐに癇癪を起こしていました。そのため、ニュースはスマートフォンで、ドラマはたーちゃんが寝た後に録画を見るような生活でした。幅広く興味を持ってほしくて、同年代の子どもに人気のキャラクターの出てくるアニメや、お勉強になりそうな動画も見せようとしましたが、頑なに同じ動画を見続けました。
こだわり3ルーティン
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たーちゃんは、1日のルーティンが崩れることを嫌がります。幼稚園から帰ってからすぐ、公園に行くことがルーティンになっていた時期がありました。
「暑いから、涼しくなった夕方に遊ぼう」「午前保育だから、昼ごはんを自宅で食べてからにしよう」「ほかの用事があるから、今日は行けない」という大人の事情は通じません。公園に行けない時は、もれなく癇癪をなだめることがセットになるので、気が重かったです。そして、毎日休みなく公園で遊ぶことに、私はすっかり疲れていました。「幼稚園から帰った後は自宅でのんびりしている」というママ友が心底羨ましかったです。
こだわりにずっと付き合うのがつらい。いつこだわりはなくなるの?
たーちゃんが2歳の頃は、いつになったらこのこだわりはなくなるのだろう……と思いながら、育児をしていました。