「ほかの子と違う」「落ち着きがない」保育園からも指摘が。習い事に読み聞かせ…試行錯誤した結果
好奇心旺盛?先生から注意されることが増えてきた年中時代
コチ丸が保育園の頃、私は遠方の会社にフルタイムで勤務していました。コチ丸は保育園の預かり時間を目一杯に使い、平日は開園から閉園まで保育園にいるという“保育園の主”のような生活を送っていました。そういう事情もあり、保育園の先生方にもコチ丸のことは日頃からよく見ていただいていました。
コチ丸が年中になる頃、先生とやりとりする保育園の連絡帳には「⚪︎⚪︎が気になったのか、触ろうとして突然走り出した」とか「お昼寝の時間に一人だけ興奮して眠れなかった」という言葉がちらほら目立つようになってきました。
また、年長に上がる際に行った担任の先生との面談の際には、「少しほかの子に比べて落ち着きがないのかもしれないですね」と言われました。先生なりに気を遣った遠回しな言い方ではありましたが、私も仕事で子どもの発達に関わる仕事をしていたので先生の言いたいことにはピンときました。
たくさんの子ども達を見てきている保育園の先生があえて言うくらいなのだから、コチ丸はやっぱりちょっと発達が気になる子なのかもしれないな……と思いましたが、当時は病院に連れて行くとか療育を始めるという、具体的な方法をとるということはしませんでした。
周りを見ると、コチ丸以外にも手がかかりそうな子はまだたくさんいましたし、どこかで、私があまり一緒にいる時間がないから、こうやって人の気を引こうとしているんじゃないのかな?という自分を責める思いも強かったからです。
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オムツはいつはずれるの?生活のなかで「できること」の遅れにも悩まされ……。
保育園の頃の悩みといえば、もう一つ、コチ丸のオムツがなかなかはずれないのも私の悩みの種でした。年中頃になるとオムツがはずれる子も多い中、コチ丸は年長に上がる頃でもまだオムツが必要でした。
保育園に頼りきりで、日頃トイレトレーニングにしっかり付き添えないことが原因かなと考えたり、小学校に入ってもオムツだったらどうしようという焦りも出てきたりしました。
思い切ってパンツに変えてしまえば、漏らした時に気持ちが悪いのが嫌でトイレに行けるようになると聞き、思い切ってパンツに変えてみたのですが、漏らしても気にならないのか、コチ丸には効果がありませんでした。なんだかんだとそれからもオムツがはずれるまでは苦戦しましたが、年長の秋が終わる頃にはオムツもなんとかはずれました。