子育て情報『小6で完全不登校に。中学は特別支援学級?特別支援学校?教育相談で気づいた「現実」は…』

小6で完全不登校に。中学は特別支援学級?特別支援学校?教育相談で気づいた「現実」は…

ただ、やはり特別支援学級・特別支援学校では、教職員に発達障害についての理解があり、お子さん一人ひとりの特性に寄り添ったきめ細やかな指導がしやすいというメリットがあります。結局のところ、お子さんが長い学校生活を送る場として大切なのは、お子さん自身が安心して過ごせるかどうかです。お子さんがのびのびと過ごせるかどうか、見学や相談に行って、実際の空気を知ることが一番ではないでしょうか。

限られた時間、限られた情報の中で進路を決める必要がありますが、何が正解かは誰にも分かりません。どんな道を選んでも、よかったと思う点もあれば、残念に思う点もあるでしょう。それでも、進路を考える時に、保護者の方がお子さんの気持ちをしっかり考えてくれたこと、不安を受け止めてくれたことは、これからのお子さんの自信につながるのではないでしょうか。
これからの人生も、お子さんが自分の気持ちを大切にしながら決断していけるよう、応援しております。

https://h-navi.jp/column/article/35030152
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(コラム内の障害名表記について)
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。
現在は下記の表現になっています。

神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。
知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。

ASD(自閉スペクトラム症)
自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。

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