子育て情報『発達障害息子、小2から特別支援学級へ。周りの保護者、同級生の反応が不安だったけど…転籍は中3の今にもつながって』

発達障害息子、小2から特別支援学級へ。周りの保護者、同級生の反応が不安だったけど…転籍は中3の今にもつながって


トラブルが多かった1年生。2年生からは特別支援学級へ

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タクは小学校に入学してから、トラブルや教室からの脱走が多発していました。スクールカウンセラーとの面談の末に、2年生に進級するタイミングで特別支援学級に転籍をしました。転籍に向けて1年生の終わり頃から、何度か特別支援学級の教室を見学したり、担任予定の先生とお話しをしたりしたので、不安は少なかったです。

少しだけ気に掛かっていたことは、今まで同じクラスで学んでいた友だちや保護者の受け止め方でした。憶測でいろいろと言われてしまうんじゃないかと不安な気持ちがありました。噂などを未然に防ぐために私が行ったのは、1年生の年度末保護者懇談会で「2年生から特別支援学級でお世話になることになりました!」と堂々と宣言することでした。
そのためか、周りの保護者の方からの理解もスムーズだったと思います。

お友だちとの関係については、先生が「タクは2年生から苦手な教科を別の教室で受けることになったよ。でも今まで通り給食や休み時間は一緒に過ごせるからね」と分かりやすく事前に説明をしてくれました。先生が自然にフォローしてくださったおかげで、何の違和感も無くクラス移行ができたと思います。

タク本人に至っては、全く心配は無く特別支援学級で授業を受けることを楽しみにしていました。


教室の後方にクールダウンスペース。特別支援教育ならではの配慮

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2年生になってからのタクは、学校での問題行動がぐっと減りました。
授業中の教室から突然逃げ出してしまうということも、特別支援教室ではほとんどなくなったそうです。これは少人数で見てくれていることと、タクがソワソワ落ち着かない状態になった時に先生が早い段階で気付いてくれて声かけをしてくれていたからだと思います。

授業参観をした際には、教室の後方に低い棚があってその後ろにはマットが敷かれていました。そこはクールダウンスペースとなっており、気持ちがソワソワしてしまった時には先生に伝えてからその場所で静かに過ごすことができます。落ち着いて授業に参加できるようになったら、自ら机に戻ってまたすぐに勉強を再開することができます。実際にクールダウンスペースを利用しているクラスメイトを見たこともありますが、すごく良い取り組みだなぁと感動しました。

自分の気持ちの状態を自覚して行動ができるように、さまざまな工夫がされているんだと思いました。

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