就学するも終わらないトイトレ、人形が手放せない、座れない…!特別支援学級とのタッグで小4になった今は?
おむつ交換の日々と不安なスタート
小学校の特別支援学級に通うハジュは、現在4年生になり、中学年となりました。
入学したばかりの頃、私は毎日、給食の後と帰りの会の前にせっせとハジュのおむつ交換のために学校へ通い、最後は一緒に下校するという日々を送っていました。特別支援学級に通っていたものの、まるで赤ちゃんのような姿に、あの頃は「この先どうなるのか……」という不安が頭をぐるぐる回っていました。
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お兄ちゃんになった⁉ハジュの成長
ハジュには当時、大好きなお人形があって、いつも一緒に登校して肌身離さず持ち歩いていました。ですが、3年生になったある日突然「ハジュは3年生のお兄ちゃんなので」と言ってお人形をベッドに寝かせて登校したのです!家に戻ると、「ただいま!」とお人形をぎゅっと抱っこしている姿は変わりませんが、あんなに離れたくなかったお人形という安心できる存在を、少しずつ手放していく姿に驚きと成長を感じました。
同じ頃、長く続けてきたトイレトレーニングも、ついに卒業を迎えることができました。トイレトレーニングは2歳から始めていたものの、なかなか進まず。ハジュにとっておむつもまた、安心できる存在だったのだと思います。
入学後も焦らず少しずつ進めてきました。最初は新しい環境に慣れることを優先して、焦らず自然なペースで「行けたらラッキー♪」くらいの気持ちで取り組みました。休み時間や給食前などタイミングを見計らい、トイレに行けたら盛大に褒め、行けなかったり、失敗しても気にしない!と、とにかくポジティブ作戦で練習していました。
そして「自分でズボンをはいてみる」など、小さな目標を立てることで達成感を積み重ね、ハジュの自信を少しずつ育てていきました。それでも心が何度も折れそうになりましたが、とにかくあきらめずに、同じ事を数年積み重ねた結果、ハジュは自分の力で卒業にたどり着きました。自信を持って一歩を踏み出した姿に、成長を感じてとても感慨深かったです。
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「動きたい」気持ちと向き合う
それから、ハジュには「じっとしているのが難しい」という特性があります。動きたい衝動を抑えられないのです。
入学当初は授業中でもふらっと立ち上がってしまうことが多く、床に寝そべったり、日によっては教室を飛び出してしまうこともありました。