常同行動とは?子どもが同じ行動を繰り返すのには理由があります!相談先と対処法まとめ
いくつか例を紹介します。
ある問題のある行動を、自然と違う行動へ置き換え、変化させます。
例: 机をたたいて音を出していたら、音を出してもよい楽器をたたくように促す。
何をしたらよいかわからず、常同行動をしている場合もあります。その場合は次の指示を与えるとよいでしょう。
例: 手をひらひらさせている子どもに、「次は、積み木を並べてみよう」など、指示を与える。
家の外と中という大きな変化をスイッチにし、制御方法を覚えさせていきます。
例: 大声をだす行動に関して、「家ではOK!外に出たらダメだよ」と約束する。
https://h-navi.jp/teaching/article_masters/17015901
参考: 「発達ナビ」親子のヒント: 手を動かす・ジャンプをするなど、ずっと同じ行動を繰り返す
まとめ
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11015071817
子どもの常同行動は、一見無目的に同じ行動を繰り返しているように見えます。しかし、その背後には理由があります。常同行動が日常生活・社会生活上大きな問題につながる場合は、行動の理由を理解し、その理由に合った対応方法を考えていく必要があります。
この記事でもお伝えしたとおり、「他者を巻き込み、周囲の活動を制限する」場合、「本人の学習や社会活動への参加を妨げる」場合、「他者や本人に危害や損害を及ぼす」場合には、特に注意が必要です。子どもの発達段階と、行動の重症度に応じて、各機関に相談し、治療や療育を受けましょう。
https://www.amazon.co.jp/DSM-5-%E7%B2%BE%E7%A5%9E%E7%96%BE%E6%82%A3%E3%81%AE%E8%A8%BA%E6%96%AD%E3%83%BB%E7%B5%B1%E8%A8%88%E3%83%9E%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%82%A2%E3%83%AB-%E6%97%A5%E6%9C%AC%E7%B2%BE%E7%A5%9E%E7%A5%9E%E7%B5%8C%E5%AD%A6%E4%BC%9A/dp/4260019074/ref=sr_1_2?ie=UTF8&qid=1463531481&sr=8-2&keywords=DMS-5
参考書籍:DSM-5 精神疾患の診断・統計マニュアル
上手くなりたいと言うのに自主練しない。アドバイスも嫌がる息子に頭を悩ませている問題