東大生の約7割がレゴで遊んでいた! 集中力が鍛えられる幼少期の「遊び」とは?
難関大学に通う学生たちは、どんな幼少期を過ごしてきたのか――。将来、我が子をそれらの大学に入れたいと願う親であれば、一度は考えたことがあるのではないでしょうか。
幼少期の過ごし方のなかでも、特に「遊び」は興味深い内容のひとつ。どれくらい遊んでいたのか、どんな遊びをしていたのか、気になりませんか?
そこで、今回は難関大学のなかでも最上位とされる東京大学にスポットを当て、在校生や卒業生の幼少期の遊び方について調べてみました。
“親子遊び” が学力向上につながっている!?
そもそも、東大に通うほど頭のいい人たちは、子どもの頃から遊びよりも勉強に時間を割いていたのではないか――そんなイメージを抱く方もいるでしょう。しかし、必ずしもそうとは限らないようです。
イメージとは裏腹に、東大生はよく家で遊んでいたのだそう。しかし、その遊びの内容はというと、「クイズ」「レゴ」「パズル」「九九」など。
これらの遊びを、親子で日常的に行っていたと言います。
またある記事では、「小さい頃から子どもと一緒に遊んだ」「子どもの興味に付き合った」「遊び習慣が学習習慣につながった」という親の共通点が挙げられています。なかには、「夕食後、毎晩のように2時間ほど一緒に遊んだ」という方もいました。
その遊びの内容は、「ブロック」「つみき」「ジオラマづくり」など。ある親御さんは、手作りのカードで「神経衰弱」を楽しんだそう。
ここで注目すべきは、親自身が意識的に子どもと遊んだということではないでしょうか。親と一緒に遊ぶことで、「遊び」が「学び」につながり、ひいては「学力向上」につながったと考えられているようです。
東大生の約7割がレゴブロックで遊んでいた
多くの東大生が幼少期に経験した遊びとして注目を集めている遊びがあります。
それはプラスチック製の組み立て式おもちゃ、レゴブロック(通称:レゴ)です。
レゴジャパン株式会社は、2018年に東京六大学(東京大学、早稲田大学、慶応大学、明治大学、立教大学、法政大学)出身者600名を対象に、「レゴと知育の関連性に関する調査」を実施。東大生の68%がレゴ経験者であることを明らかにしました。また、「子どもの頃にレゴで遊んだという経験が、自身の能力やセンスに影響がありましたか?」という質問に対し、東大出身者の85%が「影響があった」と回答。
そして、「影響があった」