「7歳の時の金銭感覚」は一生続く!? マネー教育にお小遣い帳が必須なワケ
これはさすがに難しいとしても、お金を使う際にそれが「必要」なのか、ただ「欲しい」だけなのかを、意識させることが重要なのだそう。
購入後しばらくたって、お小遣い帳に記された “モノ” を改めてみて、親が「あれ、使ってる?」と聞くなどして、それは本当に必要だったのか、それとも単に欲しかっただけだったのかの確認を繰り返すことで、needとwantの違いがわかるようになります。そうなると、お金の使い方にも変化が現れるでしょう。
子どもに手ほどきすることで、大人もとても勉強になりそうですね。
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経済評論家の川口一晃氏は、「子どもたちに知ってほしいのは、“貯め方や殖やし方” よりも “使い方”」とおっしゃいます。「夢を実現するためにはお金が必要。どうやって貯めようか?」この流れがとても大切。
お金は “よく生きるための手段” なのだという意識が、お金に縛られない生き方へと誘います。
こう考えると、“お金のことを話すのはタブー” という意識も自然となくなるのかもしれません。お金に対して偏見を持ってしまう前に、早めのマネー教育が肝心のようですね。
(参考)
EL BORDE(野村證券)|あなたは子どもに「お金教育ができる?」知っておきたいマネー教育5つのポイント
PRESIDENT Online|「一生、お金で苦労しない子が育つ」家庭のマネー教育
Woman Excite|「お小遣い」でお金の教育子どもの年齢別・金融教育法
Woman Excite|英国では3歳から!子どものお金の教育のために、ママにできること
ベネッセ教育情報サイト|子供に金銭感覚を身につけさせる教育方法とは?
日本証券業協会|株式学習ゲーム
日本証券業協会|「海外における金融経済教育の調査・研究」報告書
Forbes|ビジネス|日本の子供に金融教育が必要な理由
REUTERS|金融知識は「子供時代に身に着けよ」=バフェット氏
国立社会保障・人口問題研究所|【特集:各国における所得保障の動向】イギリス年金制度の歴史的展開と近年の改革の流れ斉藤美彦氏
知るぽると|「子どものくらしとお金に関する調査」(第3回)2015年度調査
知るぽると|「金融に関する消費者アンケート調査」(第3回)の結果
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