文化施設に行くと学力が上がる!「博物館・科学館」での調べ学習を成功させる秘訣【小学生の自由研究】
は動物園で。上野動物園おすすめの“調べ学習”のテーマとポイント)
また、井内さんによると、家であらかじめ親子で本や図鑑を読んでおくと、動物や動物園について興味が深まるそうです。そして、園内を回るときには小さな図鑑を持って歩くと、実際に動物を見ながらいろいろと考えることができるのですって。
博物館や科学館の見学で注意したいポイント
●当日の持ち物は早めに準備
行き先や日程が決まったら、下調べをしながら持ち物リストを作ります。特に必需品なのは、これらです。
- 筆記用具、ノート
- 飲み物
- カメラ、ビデオカメラ(撮影が許可されている場合に限る)
- 水分補給用の飲みもの
筆記用具は、ペンのインクやシャープペンシルの芯で展示物を汚さないよう鉛筆をもっていきましょう。ノートは下調べしたことや聞きたいことを先に書いておくと、現地でポイントを押さえながら見学できてスムーズです。
●写真は撮影できるかどうか常に確認する
写真撮影NGの会場が多いですが、最近は撮影OKのエリアやSNS用のフォトスペースなどを用意している会場も増えてきています。
撮影可能なスペースを逃さないよう、写真が撮影できるかどうか常に確認しながら見学しましょう。また、撮影ができずレポートに貼れる写真がない場合には、会場で配られるパンフレットを切り貼りして活用するのもおすすめです。●水分補給は入館するまえに済ませる
水分補給のための飲みものは、持参することをおすすめします。ただし、館内は飲食禁止というところがほとんどなので、入館前にしっかり水分補給しておきましょう。
●大人はあまり口出ししない
大人の視点から、つい「ほら、あれ見てごらん」「これも見ておくといいよ」と声をかけてしまいがち。しかし、「スーパー保育士」として子育てに関する研究・執筆・講演活動を行なっている原坂一郎氏は、ぐっと我慢することを勧めています。大人と子どもの視点は違いますし、子どもは子どもなりに関心を抱いたものを見て、感動や発見を覚えているのです。子どもがどんなことに興味をもって、何を見ているのかを優先してあげましょう。
見学してわかったことをまとめるときのポイント
博物館や科学館の見学内容は、次のようにまとめるとわかりやすくなります。
- 調べようと思ったきっかけ
- どんなテーマで見学したか
- 見学する前の予想(テーマに対する仮説)
- 博物館や科学館で調べて分かったこと
- この研究をしてみた感想
- 見学先の施設情報(名称、場所など)