子育て情報『コーディネーショントレーニングで運動神経がよくなる! 効果的な練習方法を紹介します』

コーディネーショントレーニングで運動神経がよくなる! 効果的な練習方法を紹介します

目次

・コーディネーションとは
・コーディネーション能力がぐんぐん伸びる年齢
・コーディネーションの「7つの能力」
・コーディネーション能力をアップさせる遊び
・効果抜群!コーディネーショントレーニングメニュー
・コーディネーショントレーニングにおすすめの本
・特定のスポーツの「コーディネーショントレーニング」
・コーディネーショントレーニングにおすすめのグッズ
・コーディネーショントレーニングが体験できる運動教室
・キッズコーディネーションの資格
コーディネーショントレーニングで運動神経がよくなる!効果的な練習方法を紹介します

いま、コーディネーショントレーニングが注目されています。トレーニングというと、筋トレのような筋肉を鍛えるトレーニングを想像しがちです。しかし、コーディネーショントレーニングは違います。神経に刺激を与えるトレーニングなのです。

「子どもの運動神経をよくしたい!」と考える親御さまは少なくないはず。ぜひ、コーディネーショントレーニングをとり入れてみてください。今回は、「コーディネーション能力をアップさせる方法」をたくさんご紹介します。

コーディネーションとは

コーディネーションとは、1970年代に旧東ドイツで生まれた、アスリートの運動能力向上のための理論です。
コーディネーション(coordination)は、日本語にすると「調整」「一致」といった意味になります。ですから、コーディネーション能力とは、状況に合わせて「体の動き」や「力の加減」を調整する能力と言えるでしょう。

私たちの体がスムーズに動くのは、脳と神経が連係しているからです。脳は目や耳から入った情報をすばやく処理して、全身に張り巡らされた神経系(神経回路)に電気信号を送ります。つまり、脳は「どう動くのか」を筋肉に伝えているのです。

東京学芸大学教育学部准教授である高橋宏文先生は、著書『子どもの身体能力が育つ魔法のレッスン帖』のなかで、脳が発信する電気信号について以下のように話しています。


脳と体、あるいは体の部位と部位の「神経回路」がしっかり連係しているほど、電気信号は速く、正しく伝わります。これによって体がスムーズに、そして自分の思い通りに動かせるようになるのです。


(引用元:高橋宏文(2018),『子どもの身体能力が育つ魔法のレッスン帖』, メディア・パル. )

「運動神経がいい」とか「運動センスがある」なんて言うことがありますよね?自分の体を自由自在に動かせる「運動センス」の正体は、コーディネーションだったのです。

コーディネーション1


コーディネーション能力がぐんぐん伸びる年齢

高橋先生は、「コーディネーション能力は幼児期・児童期に伸ばすべき」と話しています。なぜならば、神経系は子ども時代に急激に成長し、5歳くらいで成人の80%、12歳にはほぼ100%まで発達してしまうから。ということは、私たち大人のコーディネーション能力は12歳あたりからほとんど変化していないのですね……。


コーディネーション2

(画像引用元:国立スポーツ科学センター|女性アスリート指導者のためのハンドブック「発育・発達について」)

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