子育て情報『「データを扱えない人間」にならないために。データサイエンス力を幼少期から家庭で鍛える!』

2022年1月21日 07:58

「データを扱えない人間」にならないために。データサイエンス力を幼少期から家庭で鍛える!

【データを調べる】世のなかの統計データをどんどん調べよう!
小学校のタブレット授業でも使用されている「Google検索」や統計サイトなどで、世のなかの統計データを調べてみましょう。たとえば、「自分が住んでいる区や市の人口って何人だろう?」といった疑問をどんどん調べてみることで、「男女比は?」などの新たな疑問が湧いてきます。また渡辺氏は、「大人がどれくらい貯金しているか」というデータを調べてみることを勧めています。中学年以上であれば、「平均」や「中央値」などの言葉を知るきっかけにもなるでしょう。

【おすすめの小・中学生向け統計データサイト】

■「キッズすたっと」(総務省)

■「なるほど統計学園」(総務省)

■「小学生のための統計学習まなぼう統計」(東京都)

***
e-kagaku国際科学教育協会・子供の理科離れをなくす会代表の北原達正氏が、少し怖いことを言っています。


同じ大学を卒業しても、能力差で初任給が異なる時代がやってきます。つまりAIやデータサイエンスに関する知識は、子どもの人生を変えてしまうのです。その事実をどれだけの人が理解しているでしょうか。


(引用元:朝日新聞 EduA|AI・データサイエンスの知識で子供の生涯年収が変わる?未来を切り拓く科学の力とは)※太字は編集部で施した
また、現在の日本にはデータサイエンティストが不足しているため、企業は高い給料を支払ってでも、優秀なデータサイエンティストを確保しています。なかにはプロスポーツ選手レベルの高い給料をもらっているデータサイエンティストもいるのだとか。

「データを制するものが勝者」と言われるこれからの時代、データサイエンス力がないと大人になったときに大変かもしれません――。

(参考)
バウンド 著, 渡辺美智子 監修(2020),『こども統計学』, メディア・パル.
滋賀大学|データサイエンス学部を目指す人たちへ
日経DUAL|親も知りたい 必須のデータサイエンスは小学生から【前編】
日経DUAL|目標は「使える算数」PPDACで問題解決力を伸ばす【後編】
総務省|データが切り拓く未来社会
文部科学省|小学校学習指導要領(平成29年告示)解説
朝日新聞 EduA|AI・データサイエンスの知識で子供の生涯年収が変わる?未来を切り拓く科学の力とは
Edtechzine|子どもたちの目がキラキラ!好奇心と探究心を育むデータサイエンス体験をSASジャパンが提供 「なつやすみ親子でデータサイエンス2019」

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