子育て情報『たった30分で始められる! 親子で楽しむ『Kindle読書』の効果』

たった30分で始められる! 親子で楽しむ『Kindle読書』の効果

など、娘の意外な一面を知ることもできました。まさに「乱読」を楽しんでいる姿を目の当たりにして、受け身の読書から能動的・主体的な読書へと変化する様子を感じたのを覚えています。

子どもと電子書籍04
マイページ画面

画像:子どものKindle画面(上)と親の管理画面(下)

4年間使い続けた結果、「本は気軽に楽しむもの」として定着!

現在、Kindleを使用し始めてから4年が経過しました。そのあいだに中学校に入学したため、部活や塾などで忙しくなり読書する時間は減ってしまいました。ですが、読みたい本があれば「お母さん、あの本Kindleで買ってくれる?」とお願いされたり、私が読んでおもしろかった本を娘の端末に共有してあげたりと、デジタル書籍の利点を活かした使い方を継続しています。

何よりうれしいのは、読書へのハードルが下がったことにより、ちょっと興味があれば「とりあえず読んでみようかな」とすぐに読み始める習慣がついたこと。デジタル書籍だけでなく、紙の本も同様に、興味があればすぐに手にとる姿をよく目にしています。もちろん中学生らしく、スマホやゲームに夢中になる時間もありますが、それらと同じ位置にいまも「読書」があるのは、デジタル書籍に慣れ親しんだおかげであるのは間違いありません。

書店や図書館に出向いて本を選ぶ時間や、購入する際の費用、本棚のスペースなどを考慮すると、紙の本では負担が大きいと感じますが、デジタル書籍をうまく活用すればそれらの問題も解決できますね。また、Kindleには親が設定・管理できる「ペアレンタルコントロール」というサービスがあり、端末のロック機能や1日の使用時間の設定、子どもの年齢に適したコンテンツのみが表示されるようにするなど、安心して使えるように親が設定できます。
何をどれくらい読んだかなど、週単位、3か月単位で使用状況を可視化できるのも便利です。さらに、親が購入した本を共有できる「コンテンツ追加機能」を使えば、親子のコミュニケーションを深められますよ。

実際に数年間使ってみて実感したのは、親がしっかりと管理をしたうえで使用すれば、デジタル書籍は子どもにとって、より広い世界を知ることができるツールになるということ。

膨大なデジタル書籍のなかから、おもしろそうな本を自分で選ぶ「判断力」や「決断力」、わからない言葉の意味をその場ですぐに検索して解決する力、いつもとは違うジャンルの本を読んで知識を広げようとする「探究心」

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