【#9】出産が近づくにつれて不安になる…年子姉妹ママの育児事情 byおおもりなつみ
登場人物
ママ/なつみ:とにかく面倒くさがり屋のB型
パパ/ゆたか:女子力高い雑学王な子煩悩がすぎるパパ
さっちゃん:2017年7月生まれ。お歌大好き元気で明るい気分屋さん
れーちゃん:2018年11月生まれ。お姉ちゃん大好きパパっ子。お姉ちゃんに冷たくされると大泣きなちょっと大袈裟さん
もうすぐ新しい家族に会える!しかし…?
2歳と1歳の年子姉妹を育てているアラサーママです。今週からいよいよ正産期にはいります。
今回はお産が近付くにつれ、気持ちが不安定になっていく娘たちの赤ちゃん返りの様子をお届けしたいと思います。
2回目の赤ちゃん返り中のさっちゃんと、今回初めて家族が増える経験をするれーちゃん。どちらかというとさっちゃんの方が不安定になっているようです。
例えば食事では「あーんしてほしいの。さっちゃん赤ちゃんなの」と自分で食べないこともあります。
寝るときはわたしが隣にいても「ママの隣がよかったの」「えーんえーんさみしいよーママに会いたいよぅ」と言うことも。
寂しい思いをさせているんだと、おしゃべりが上手になったさっちゃんの一言一言が胸に突き刺さってきます。
しかしプラスに考えるとさっちゃんはうまく言葉にできている分、自分の気持ちをわたしたちに伝えられているので落ち着いていられるのかもしれません。
一方でれーちゃんはまだ1歳。単語が少しずつ出てきている段階です。日中は落ち着いていますが夜になるとわたしにべったりくっついています。
寝るときはわたしと重なっていないと眠れないときもあり、ねんねする前の夜泣きも増えてきました。
ふたりを不安にさせたくない気持ちと早くお腹の赤ちゃんに会いたいという気持ち、ふたつの気持ちでわたしもパパも複雑な心境です。
妊娠後期に入ってからはわたしも気持ちが不安定になることが増えました。身体の不調や妊娠によるマイナートラブルで不眠が続き、娘たちの赤ちゃん返りの対応がつらく感じてしまうこともあります。
出産はゴールではなく、子育てはずっと続いていくもので途中休憩はできません。うまく表現はできませんが、底の見えない穴の上にある細い綱を歩いているような気持ちです。
姉妹喧嘩も増えてきました。主にれーちゃんがさっちゃんの遊びを妨害していることが原因のようです。れーちゃんに悪意はありませんが、遊びを邪魔されたくないさっちゃんの気持ちもわかります。