妊娠中の体調の変化とパパができることは?パパにも寄り添うおすすめアプリを紹介
妊娠中のママの身体の変化は?
病院に行くほどではなくても、腰が痛い・頭が痛いなどの不快症状を日常的に抱えている人は少なくないでしょう。痛みやつらさには個人差があるとはいえ、こうした不快症状はないに越したことはありません。
ところが妊娠すると、ホルモンの影響や胎児の発育を受けてママの身体にさまざまな不快症状があらわれます。こうした不快症状はマイナートラブルと呼ばれ、妊娠全期間を通じて90%以上の妊婦が経験するものです(※1)。
マイナートラブルで発症頻度が高いのは、疲労感や全身倦怠感、頻尿などです(※1)。気持ちの落ち込みやイライラ、強い眠気もみられます。ほかにも皮膚の乾燥やむくみ、肩こり・腰痛、熟眠困難など、マイナートラブルには多くの症状があります。
妊娠5〜11週頃に起こるつわりを知っているというパパは多いでしょう。
しかし実態調査で明らかになったマイナートラブルは95種類にのぼり、そのうち50%以上の人が経験したのは45種類となりました。これだけ多くの不調が一気に押し寄せてくるとなると、ママの不安な気持ちやつらさも理解できますね。妊娠中はパパが頼りです。ママの気持ちに寄り添い、サポートをしていきましょう。
ママが妊娠中、パパができること
感染症対策
お腹の中の赤ちゃんはママと胎盤・臍帯(さいたい)でつながっており、そこから栄養や酸素を受け取っています。しかし、胎盤を通じて赤ちゃんに届くのは栄養だけではありません。風疹やサイトメガロウイルスなど、胎盤を通じ赤ちゃんに感染する菌やウイルスも存在するのです(※2)。
病原体がママからお腹の中の赤ちゃんに感染することを胎内感染といい、赤ちゃんの障害や流産・早産につながるリスクがあります。
また薬による影響も考えなければならず、妊娠中の薬の使用は配慮が必要です。ママと赤ちゃんを感染から守るためにも、パパの感染症対策がとても重要です。
感染症対策には、新型コロナウイルス感染症予防と同じく手洗い・うがい、消毒が有効です。密を避けるなど、新型コロナウイルス感染症対策も続けていきたいですね。風疹など必要な予防接種が済んでいないパパは、早めに接種するようにしましょう。
家事などのフォロー
妊娠中はマイナートラブルやお腹のふくらみなどから、妊娠前と同じように動くのは難しくなります。お腹が張るなどの症状がある場合は、特に安静が必要です。