ママさえ頑張れば「何とかなる」。その思い込みが家族に負担をかけていた
かといって引っ越しや同居はできませんよね。それなら文明とサービスに頼るしかありません。
まずは「食洗機、掃除ロボット、布団乾燥機」という便利家電を導入。ケチな私ももったいないと今まで渋っていましたが、食洗機を買った時に「お金で時間(子どもと遊ぶ時間、心身の疲れを和らげる時間)を買う」大切さが身にしみました。他にも「浴室乾燥機(もしくは乾燥機など)、コードレスクリーナー、フードプロセッサー」などありますよね。
TVやDVDやスマホも、「使い方」次第で十分使えます。見せる番組と時間は親が決め、「どんなお話だったかママに後で教えてね」とコミュニケーションツールに使うのも手。筆者の子はDVDで見たことを、ブロックと粘土で再現していました。
そして、人やサービスに頼ることも大切です。一時保育やファミサポなどの行政サービス、民間の託児所や家事代行サービスなども要チェック。大切なのは使うことで、まずは一時保育から使うのが一般的でしょう。筆者は在宅仕事もあったので、一時保育から2歳半で幼稚園の満3歳児入園を利用しました。
大事なのは「ママの覚悟と勇気」
環境を変えようと思えばできることは沢山ありますが、大事なのは実行する「ママの覚悟」。やはり「お金がもったいないし、他人に預けるのは不安だし、完璧なママでいたいから頑張って自分で何とかしたい」と心のブレーキがかかります。
そのブレーキで影響を受けるのは誰の、どの部分か?目に見えないから軽視しがちだけど、1番大切なのは心だと私は思います。
ライター:宮野 茉莉子
子どもたちの謎すぎる会話 ツッコミ不在のコミュニケーション爆裂中!【めまぐるしいけど愛おしい、空回り母ちゃんの日々 第397話】