ブルドッグは搭乗NG!? ペットを電車や飛行機に乗せるときの注意点
春休みが近づいてきましたね。家族みんなで、少し遠出をする計画を立てている人も多いことでしょう。
さて、そんなときに気になるのが、ペットの存在です。
ペットホテルやペットシッターを頼んで留守番させるという家庭もある一方で、旅行先に同行させる主義の飼い主さんもいますね。
確かにワンちゃんなどにとっては、いつもと違う広い草原や海辺などでたっぷり走り回るのもいい経験になりそうです。
家族の一員として、旅行の思い出を共有したいという飼い主さんの思いもあることでしょう。
ペットとの移動にはマイカーがベスト。しかし、時期や場所によっては、公共交通機関を使わなければいけないこともあります。
そんなとき、一体どんな点に注意したらいいのでしょうか。
今回は、陸路と空路にわけ、ペットとお出かけする際の手続きや注意点をまとめました。
経験者の方からも、実際に注意していることなどを伺ってきましたよ。どうぞ参考にしてください!
●電車&バスでお出かけの場合
まずは陸路から。国内主要路線の規約を確認してみました。
【料金】
・有料……JR全社、近畿日本鉄道、南海電鉄、京阪電車、阪急電車、阪神電車、名古屋鉄道
・無料……東京メトロ、都営地下鉄、りんかい線、東急電鉄、小田急電鉄、京王電鉄、京成電鉄、東武鉄道、西武鉄道、大阪市営地下鉄バスニュートラム
有料の路線は各社、手回り品として1個につき280円 の料金を支払います。駅改札や窓口でケージを見せ、ペットを乗せるので手回り品切符を購入したい旨を伝えましょう。
ちなみに、乗車区間は料金に関係ありません。
途中で改札を出なければ、どこまで行ったとしても一律で280円となります。
【キャリーバッグ】
基本的にはハードタイプで蓋つきのキャリーバッグを選びましょう。布製などのソフトタイプや、ドッグスリングなどは利用不可となっている場合が多いため、避けるべきです。
ペットカートも、「完全にNG」「分解できる場合のみOK」など、各社で規定が大きく分かれています。自分が乗る鉄道・バス会社に、あらかじめ問い合わせておいたほうがいいでしょう。
【乗車方法】
ペットの全身をケージに入れ、しっかりと鍵をかけてから乗車します。ケージの上から毛布やタオルをかぶせておくなど、他の乗客への配慮も忘れずにしておきましょう。
●飛行機でお出かけの場合
続いて空路をみていきましょう。