防犯ブザーも役立つ!? “ながらスマホ”ドライバーの危険性と対処法5つ
では起こらなかった。
「メール」使用時に最も多く起こった。次に、「ゲーム」「ハンズフリー」と続く。
●ウインカーの遅れ・出し忘れ
「通常の運転」では起こらなかった。
「ハンズフリー」は、「メール」や「ゲーム」使用時の2倍多く起こっている。
●飛び出したボールに衝突
「通常の運転」では起こらなかった。
「ゲーム」をしているドライバーに最も多く起こった。次に、「メール」「ハンズフリー」と続く。
●信号を見落とす・停止が遅れる
「通常の運転」でも起こった。
しかし、他の3パターンの方が多く起こった。
●一時停止を無視・停止位置の誤り(前後)
「通常の運転」では起こらなかった。
「メール」「ハンズフリー」使用時に多く起こっている。「ゲーム」をしているドライバーには、最も少なかった。
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この結果を見れば、“ながらスマホ”のドライバーが、いかに危険かがよくわかりましたね。
運転中にスマートフォンの画面を見る行為は、信号の見落としや、飛び出しへの対応ができなかったり、重大な事故の危険性があります。
また、画面を見ない通話であっても、停止が遅れるという非常に危険なミスも起こり得る ことがわかりましたね。
●“ながらスマホ”のドライバーから身を守る方法
では、どうすれば危険な“ながらスマホ”のドライバーから子どもが自分の身を守れるのでしょう。
スマホの“ながらドライバー”に気づく手がかりと、前述の検証を踏まえた具体的な対策です。
●(1)止まる気配があるかどうかを観察する
ゲームやメールをしながらのドライバーが、赤信号に気づかずに通過したり、停止線を越えて止まっていたりしました。
道路を渡るときは必ず、車が止まろうとしているかどうかを観察する習慣をつけさせましょう。
●(2)合図を出さない、合図が遅い車に注意
ハンズフリー装置で通話中のドライバーが、ウインカーを出すのが遅れていました。
右左折するときは、30m手前(乗用車約6台分の長さ)から合図を出さなければなりません。合図が遅れていたり、出していないドライバーをみつけたりしたら要注意!
前を向いて運転していても、あなた(子ども)のことが見えていないかもしれないと教えておきましょう。その意識は自ずと、子どもの行動を慎重にさせるはずです。
●(3)ふらついている車に注意
特にメールアプリ使用時に、ハンドル操作のふらつきや対向車線へのはみ出しがありました。