防犯ブザーも役立つ!? “ながらスマホ”ドライバーの危険性と対処法5つ
何となくふらふらして走っている、白線(中央線や路側帯など)を理由なく越えて走っている車は要注意!
状況が許せば、あやしい車からなるべく離れるように伝えておきましょう。それができない状況では、クラクション代わりに防犯ブザーを鳴らすのも一つの手 です。
ながらドライバーに自分の存在を気づかせて、ブレーキを踏ませるしかありません。
●(4)飛び出し禁止
ゲーム、メール使用時は、横から飛び出してきたボールに衝突していました。同じように子どもが飛び出したらどうか?と考えるとぞっとしますね。
子どもの交通事故で最も多いのは“飛び出し”です。そして、スマホのながらドライバーはおそらくそれを回避できないでしょう。
日頃から、飛び出さないように、「とまって・みぎ・ひだり」の確認を訓練しておきましょう。
●(5)真っすぐな道ほど注意
『財団法人 交通事故総合分析センター』は、携帯電話等の使用状況別に事故発生場所を発表しています。
データでは、画像目的(メールやゲームなどの画像注視)による事故は、単路の直線部分と交差点付近が約8割でした。
つまり、交差点での画像目的による事故は少ないということです。
一般に、危険が少ないと思われる道路こそ“ながらスマホ”のドライバーが出現しやすい ということです。
子どもの行動範囲内に、ながらスマホに適した道路はないか家族で話し合ってみましょう。また、ママ友との情報交換も事故防止に役立ちそうですね。
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今後も、スマートフォンのシェア拡大が見込まれます。それに伴い、“ながらスマホ”による交通事故も増える可能性があります。
しかし、突進してくる“ながらスマホ”の車をかわすことは、大人でも無理があります。
“ながらスマホ”とおぼしき車がいたら、とにかく早く気づくことが大切です。親子で危険察知の力を養っておきましょう。【参考リンク】
・交通安全とエコJAFユーザーテスト運転中の「ながらスマホ」 | 一般社団法人 日本自動車連盟(JAF)(http://www.jaf.or.jp/eco-safety/safety/usertest/smt/detail3.htm)
・携帯電話等の使用が要因となる事故の分析(本田正英) | 財団法人 交通事故総合分析センター(PDF)(https://www.itarda.or.jp/ws/pdf/h27/18_02keitai.pdf#search=%27%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%9B++%E9%81%8B%E8%BB%A2+%E5%8D%B1%E9%99%BA%27)