片親でかわいそう!? シンママが傷つく言葉と気持ちの切り替え方3選
女手ひとつで生活し、子どもと向き合っているシングルマザーたち。その苦労は計り知れません。
しかし、彼女たちはシンママだというだけで周囲から偏見を持たれることも多いようです。
身近なママ友から心無い一言を浴びてしまい、立ち直れないほどのショックをうけるときもあるとか。
どのような言葉が彼女らを傷つけるのか、そしてどうやって気持ちを切り替えているのか。今回は、シングルマザーの皆さんを集めてインタビューを敢行しました。
●(1)「保育園に入りやすくていいな」……社会的優遇を羨む発言
インタビューに答えてくれたシンママたちから、最も多く聞かれたのがこちら。社会的に優遇されている面だけを切り取り、やっかまれるという声です。
特に保育園の入園については、どの家庭でも非常にナーバスになっていることもあり、こんなことを言われたりもするよう。
『運良く保育園に途中入園できたのですが、近所の待機児童ママから「シングルだと、保育園に優先的に入れるからいいよね〜 」と言われました。そのママさん、にこやかだったけど目が全く笑ってなくて怖かったです』(30代女性/1歳児のママ)
待機児童問題は深刻化の一途をたどっており、中には保育園に入るために偽装離婚をする家庭もあるほど。
そのあおりを受けての発言なのかもしれませんが、言われた方はもちろん快くないですね。
●(2)「シングルのくせに暮らしが豪華」……生活費用についての発言
生活費の面でも、さまざまなことを言われるようです。
とある彼氏持ちのシンママさんは、ため息をつきながらこう語りました。
『彼氏の存在を知ったママ友たちに「再婚しないのは、母子手当がほしいから でしょ」ってヒソヒソされています。子どものことを思えばこそ、まだ再婚せずにいるのに……』(30代女性/小学生のママ)
子どもが小さいうちは、子どもを第一優先に考えたい。
だからこそ、再婚はしない。
それは母親として立派な姿であるはずなのに、事情を知らない他人から適当なことを噂されてしまうのはとても嫌な思いがしますね。
また、インタビューに応じてくれたシンママの中には、バリバリ働いて男性並みに稼いでいる人もいました。
ママは働き詰めの毎日ですが、一般的な家庭よりもかなりリッチな様子。お子さんには小学生から家庭教師をつけ、受験して私立中学に入れました。長期休みには親子で海外旅行にも行くとのこと。