片親でかわいそう!? シンママが傷つく言葉と気持ちの切り替え方3選
そんな様子を見たママ友から、時々こんなことを言われるんだそうです。
『「へぇ〜。シングルなのに豪華な暮らし してるんだね〜」って。シングルマザーは、みすぼらしくて生活苦しくなきゃダメですか?そんなにバカにしたいですか?』(40代女性/中学生のママ)
各種手当を不正受給しているのでは?という目を向けられることもあり、社会の偏見にはショックを感じると呟いていました。
●(3)「お父さんいなくて寂しそう」……再婚をめぐる発言
シンママたちが直面する、再婚の問題。
再婚してもしなくても、周囲からはヤイヤイ言われてしまうようです。
『近所のママ友が、うちの子に「お父さんいなくて寂しいね 」って言ってたことが発覚して傷ついた。そういうことを子どもに言うのはやめてほしい』(30代女性/小学生のママ)
いっぽうで、再婚を選んでも厳しいことを言われてしまうよう。
『芸能人が子連れ再婚したりすると、「あの人は子どもより男を取ったのね。子どもがかわいそうね」とか言うママ友たち。私も再婚しようとしていたのですが、世間からはこんなふうに見られるのか……ってヘコみましたね』(20代女性/2歳児のママ)
再婚しなければ「子どもが寂しそう」、再婚すれば「子どもがかわいそう」。
どっちに転んでも、何かしら言われてしまうなんて理不尽ですよね。
●傷ついたときはこう切り替えよう!
このように、心無い発言にさらされがちなシンママたち。
言葉のナイフに傷ついたとき、どのように気持ちを切り替えているのでしょうか。インタビューからは、いくつかの方法が見えてきました。
●他人の目は気にしない!
シングルになった経緯は人それぞれ。
他人はそれを全て知っているわけではありません。
何も知らない人が好き勝手に言うことは右から左へ聞き流し、自分と子どもの幸せだけを考えることで、心を守れます。
それでも揺らいでしまったときは、子どもの笑顔や寝顔をじっと見つめましょう。「この子のために頑張るんだ 」という気持ちで、また頑張ることができるかもしれません。
●資格の勉強を始める
勉強に没頭していれば、周りの雑音は耳に入りにくくなります。さらに、就職に有利な資格をもつことで、安定した生活基盤を手に入れやすくなります。
資格はシンママを守る鎧のようなものなのかもしれません。
●シングル同士の交流を持つ
似た境遇の人と交流するのも、気持ちを切り替えるためのいい方法です。