疲れた、だるい、体が重い!現代日本に生きる私たちは、いつもストレスにさらされていますよね。
心身をほぐしてリラックスするため、バスタイムに入浴剤を取り入れているご家庭も多いことでしょう。
でも、星の数ほど存在する市販の入浴剤の中から、お気に入りのものを見つけるのってちょっと大変なんですよね。
よくある失敗は香りに関するもの。人工的な香りがキツすぎて、入浴しているうちに頭が痛くなってしまったことはありませんか?
そんなあなたにオススメなのが、自作の炭酸入浴剤 です。
自分で作れば、シンプル、ナチュラルでコスパ抜群。今回は炭酸入浴剤の作り方と、使っている人の声をあわせてご紹介します。
●用意するものは2つだけ!
炭酸入浴剤を自作するときに必要な材料は、たった2つ。
ひとつはクエン酸 。そしてもうひとつは重曹 です。
スーパーや100円ショップで手に入るものですが、購入する際には“グレード”に注意しましょう。
クエン酸も重曹も、医薬品用、食品用、工業用と3つのグレードに分類されています。炭酸入浴剤を作るなら、工業用は避けてください。
とはいえ、医薬品用の商品はお値段が高め。品質と値段のバランスを考えると、最適なのは食品用のものです。
パッケージをよく見て、間違えないように買ってくださいね。
●作り方もカンタン!
材料を買ったら、さっそくお風呂に入れてみましょう。
1.浴槽にお湯を張ります。温度は35〜38度程度、少しぬるいかな?というくらいにしてください。
2.お湯にクエン酸を入れます。一般的な200Lの浴槽で、200g程度が最適な量です。よく溶けるように、入れたあとは手で十分かき混ぜましょう。
3.重曹を入れます。量は300〜400g程度。
多いほどシュワシュワ感が強くなるので、お好みで調節してください。
4.重曹を入れたらすぐに発泡が始まります。すかさず入浴しましょう!
ここで気になるのが、クエン酸と重曹の量ですね。
炭酸入浴剤として最適な比率は、クエン酸1に対して重曹1.5〜2 という割合です。
まずはクエン酸を定量入れてしまい、重曹の量は様子を見ながら調節して入れていくのがいいでしょう。
●炭酸入浴剤を使うときの注意点
このように、とても簡単に作れる炭酸入浴剤ですが、次の2つには十分注意しておきましょう。
●お湯はぬるめに!
炭酸入浴剤を使う場合、湯温は35〜38度くらい が最適です。