将来に差が出る? “お手伝い”が子どもにもたらす驚きのメリット3つ
文部科学省の調査(全国学力・学習状況調査)では、小学校6年生の約2割が手伝いを「あまりしていない」もしくは「全くしていない」と答えています。
さらに、中学3年生になると、手伝いを「あまりしていない」もしくは「全くしていない」と回答する子どもが約4割にも及ぶことがわかっています。
年齢とともに自分でできることが増え、今後さらに自立への道を進んでいくにもかかわらず、年齢が上がるごとに家庭でのお手伝いをしなくなるのはどうなのかと疑問を感じます。
家事を親まかせにすればするほど、自立した後に子どもは苦しむ傾向にあると思うからです。
ですから、私たち親は、どうしたら子どもが楽しんでお手伝いができるか、あるいは年齢があがっても継続してお手伝いができるかを考えていくことが大切ではないでしょうか。
いかがでしたか?今回はお手伝いがもたらす3つのメリットをご紹介しました。
夏休みはお手伝いを始める絶好の機会です。まだお子さんがお手伝いをしていなかったら、ぜひチャレンジしてみませんか。
【参考文献】
・『辰巳渚の頭のいい子が育つ「お手伝いの習慣」ー面倒くさがる子をやる気にさせる言葉がけのツボ』辰巳渚・著
・『保育士・幼稚園教諭・支援者のための乳幼児の発達からみる保育“気づき”ポイント44』横山浩之・著
【参考リンク】
・「子どもの行動特性調査<お手伝い>」の調査結果を公表 | ミサワホーム株式会社(PDF)(https://www.misawa.co.jp/misawa/news_release/misawa/pop-up/release-pages/pdf2014/release140806.pdf)
・「子供のお手伝い」調査 | 花王生活者研究センター(PDF)(http://www.kao.co.jp/content/dam/sites/kao/www-kao-co-jp/lifei/life/pdf/kodomo_otetsudai.pdf)
・「青少年の体験・生活習慣と意識等の関係」青少年の体験活動等に関する実態調査(平成24年度調査)報告書 | 国立青少年教育振興機構(PDF)(http://www.niye.go.jp/kanri/upload/editor/84/File/dai3shou-3.5.pdf)
・「3.質問紙調査の結果」平成20年度全国学力・学習状況調査【小学校】報告書 | 国立教育政策研究所(PDF)