夏休みの自由研究に! 親子で“セミ”を楽しく観察するコツ
こんにちは。ママライターのあしださきです。
7月に入り、小学生のお子さんをお持ちのパパ・ママたちにとっては子どもたちの長い長い夏休みが始まる実感がそろそろ湧いてくるころでしょうか?
「今年の自由研究、どうする?」なんて会話がママたちのあいだではよく交わされていて、低学年のうちは特にこのテーマ決めを親がアドバイスしていく必要があるため、こうした情報収集は欠かせません。
それというのも、実際に夏休みが始まる前に大体の目星をつけておく必要があるからです。
「わが子がどんなことに興味があるのか」ということは、日々のお子さんとの関わりの中で十分ママたちはご承知のはずですが、いざ宿題として自由研究にまとめるとなると、「できること」または反対に「難しいこと」がいくつもあります。
まだ低学年のうちは、親側からいくつかの選択肢を与えてあげて、その中からお子さんに選んでもらう という方法が良いのではないかと、経験上思っています。
2015年に自然科学観察研究所が全国の小学生の母親600人を対象に「夏休みの自由研究」に関するアンケート調査を行いました。
その結果、2015年夏休みに小学生が取り組む予定の自由研究は、
・1位「植物観察」11.89%
・2位「昆虫観察」6.56%
・3位「天体観察」と「生物観察(昆虫以外)」ともに4.92%
となっていました。
1位の植物の観察は、小学校低学年のうちは「生活科」という単元でアサガオを種から育てて観察したり、野菜の苗を植えて実を収穫して食べたりと、夏休みより以前から観察してきていることが多いのではないでしょうか?
私の2年生の息子の学校でも、生活科の授業の一環でオクラを育てており、夏休みの宿題にオクラの観察日記2枚がすでに宿題として出されていました。
それを考えると、やはり「植物観察」はテーマがかぶってしまうので避けたいと思っています。
そこで今回は、“昆虫博士”だった弟の影響で今も昆虫が大好きである筆者が、自由研究のテーマにピッタリな身近な昆虫、「セミ」を楽しく観察できるコツ を2つご紹介したいと思います。
●セミの羽化を観察しよう
どんなに自然が少なくありつつあると言われるような都会でも、夏になれば必ず「セミ」の声が聞こえてきますよね。土の地面があり、周囲に木があるような公園では、7月初め~中旬ごろから夜な夜なセミたちの「羽化」