夏休みの宿題にも! 簡単キレイな“染め紙”の作り方とコツ
子どもたちは夏休み真っ只中!楽しい半面、悩ましいのが宿題ですよね。
特にこの時期の小学生ママたちは、自由研究や自由工作のネタ探しに困っていませんか?
今回は、夏にピッタリの制作「折り染め 」を紹介します。
この折り染め、鮮やかな色でどこか涼しげ、見ているだけでもキレイ。出来上がった作品はいろいろな工作の材料としても使うことができるため、自由研究にも使えちゃう。まさに、夏のお楽しみにはもってこいなんです。
身近な材料だけで簡単にできちゃうのも嬉しいところ。
悩めるママたち、どうぞ参考にしてくださいね!
●用意するもの
・和紙(障子紙や半紙)
・絵の具(水彩絵の具、ポスターカラー)
・紙皿または紙コップ
作るときに使うのは、たったこれだけ。
もしも周りを汚したくないなら、新聞紙を用意して作業スペースに敷き詰めるといいでしょう。
また、染めたあとの和紙は洗濯物干しハンガーに吊るす とサッと乾いて便利です。
●染め紙の手順とうまく作るコツ
(1)紙コップに水を入れ、絵の具を溶かす。
(2)半紙を小さく折りたたむ。小さな子どもが行うなら、くしゃくしゃと丸めるだけでもOK
(3)折りたたんだ半紙の角を絵の具に浸し、染めていく。
(4)全ての角に色を付けたら、半紙をそっと広げる。
(5)風通しの良い場所に置き、完全に乾くまで待てば完成♪
和紙を広げ、そこに思わぬ模様ができているのを見た瞬間の子どもたちの表情は、喜びと驚きでいっぱい!
ママがサポートすれば、2〜3歳の小さな子でも楽しむことができる簡単な制作ですが、うまく作るにはちょっとしたコツがあるようです。
『色数は少ないほうが、シンプルできれいに作れます。いつも私たちが制作で行うときは、赤・青・黄の3色 くらいしか用意しません。たったそれだけでも、みんな違うパターンの作品ができますよ』(30代女性/保育士)
確かに、子どもは準備の段階から楽しくなってしまい、あれこれたくさんの色の水をこしらえてしまいそうですよね。
色数はあくまで少なめに。そのかわり、紙の折り方や色水の濃度を変えていくことで、さまざまな表情の作品を作ることができるそうです。
『和紙は、障子紙 があればベストです。水に強く、濡れても破れにくいので失敗を防げますよ。しっかりした厚みもあるので、染めた後に切ったり貼ったりするのも断然ラクですね』(40代女性/幼児教室講師)