ワンオペ育児にさよなら! 夫を“家事メン”に変身させるサポート術3つ
……というように頼むんです。行程が終わるたびに評価してあげるのも重要。
「わあ、いい感じにできてる」とか「バッチリだね!」など、一言でもかけてあげましょう。最初はとても面倒でしたが、初期投資だと思ってガマンしました。その結果、現在はとてもラクさせてもらってます』(40代女性/公務員/小学生男の子のママ)
男性はシングルタスク脳である、というのはよく言われていることですね。
例えばパパに「子どもをお風呂に入れて欲しい」とお願いすると、湯船に入れて体を洗うところしかやってくれないことがあります。
ママからすると「子どもをお風呂に入れる」というのは、着替えとタオルを準備し、服を脱がせ、嫌がって逃げる子どもをなだめすかして入浴させ。体を拭いて肌のケアをし、着替えさせるという一連の流れすべてを指すのですが、男性の脳はそのように捉えないんですよね。
そこでイライラするのは損というもの。脳の違いを逆手にとって、うまく家事を教えこんでしまうのがこの方法というわけです。
ただ、確かに最初は面倒くさそう。子どもが生まれてしまうと、パパの教育にそこまで手間がかけられません。
この方法を取るなら、出産前からトライしておくのがよさそうです。
●(3)やり方をおしつけず、こだわりを捨てる
『いま思えば、やり方やプロセスにこだわらないことが成功の鍵でした。例えば台所掃除。シンクはこう洗う、生ゴミはこんなふうに捨てる、洗い終わったお皿はこう重ねる、スポンジはここに置く……という自分なりのやり方が私にはキッチリあったんですよね。
だから、せっかく夫が手伝ってくれても「なんでこんな風にやるの!?」とイライラしちゃってたんです。ときには「もう!2度手間になった!」なんて言いながら全部やり直しちゃうことも。
夫はそれがすごくイヤだったようで、ある日ケンカになったんですよね。「俺に頼むなら、俺のやり方でやらせてよ。俺もお前のやり方を否定したことないでしょ?」 と言われ、ハッとしたんです。それからは「やり方が違っても、最終的な目的が果たせればOK」。そう思うようにしています』(30代女性/会社員/5歳男の子、2歳女の子のママ)
家事を毎日こなしていると、最も効率のいい手順やラクな方法が自然と身につきますよね。
でも、夫にその方法を押し付けてしまうのはダメ。
やってもらうなら、相手のやり方には文句を言わないこと。