パパもママも子どもたちも大満足!北海道新幹線で行く函館周辺の旅
こんにちは。コラムニストの鈴木かつよしです。
2016年3月に北海道新幹線の新青森駅━新函館北斗駅間が開業して、北海道の函館周辺エリアは東京から飛行機を使わなくてもわずか4時間で行ける身近な観光地になりました。
大沼国定公園の雄大な自然と紅葉。異国情緒に溢れた函館の街並みと歴史的建造物。
「トンネルを抜ければそこは北海道!」を実感できる“北海道新幹線で行く函館周辺の旅”は、パパもママもお子さんたちもきっと大満足されるはずです。
今回は大沼湖の“キタキツネ”と“紅葉”。函館市内の“景観”と“グルメ”。
このあたりに焦点を当てて、お話しさせていただこうと思います。
●北海道に上陸したなら先ずは大沼公園へ!本州とは桁違いの自然を体感しましょう
北海道新幹線で全長53kmの青函トンネルをおよそ25分かけて抜けますと、そこは“遥かなる大地”北海道です。
車窓から見える風景も“内地”のそれとは趣きが違い、雄大です。せっかく飛行機ではなく新幹線で北海道に上陸したのですから、終点の新函館北斗駅に着いたら駅からわずか10kmほどのところに位置する大沼国定公園 に向かいましょう。
いきなり北海道の大自然を体感できること請け合いです。
大沼国定公園は函館市に隣接する七飯町にある北海道リゾートの発祥地です。駒ヶ岳の噴火によってできた126の小島が浮かぶ大沼湖を中心とした景勝地で、函館開港後は外国人も多く訪れるようになりました。
●遊覧船に乗ったらレンタサイクルで大沼湖畔一周を
運が良ければキタキツネに会えます。
大沼公園に着いたら先ずは遊覧船に乗って大沼湖の湖面から周りの景色を楽しんでみてください。
道産子のガイドさんによる大らかで最高に面白い説明を聞くことができます 。本当に、下手なお笑い芸人さんの話よりずっと面白いのでびっくりしますよ。
遊覧船を降りたら何軒かあるレンタサイクルのお店で自転車を借りて、家族みんなで大沼湖畔一周サイクリングに挑戦しましょう。運が良ければ途中で野生のキタキツネと出会える可能性があります。
筆者は初挑戦でとてもかわいいキツネさんに会うことができました(画像参照)。湖畔一周は14km程度ですので、小学校低学年のお子さんでも休みながら無理なく挑戦することができます。大沼公園ではキタキツネの他にも数々の野生動物や野鳥に出会うチャンス があります。