こんにちは。ママライターのマエジマシホです。
少子化と言われて久しいですが、たとえ子どもがひとりであっても子育ては親にとって楽なことではありませんね。
それに一般のご家庭では、夫婦のうちどちらかが家計を担い、どちらかが家庭を守るというパターンは少なくなっています。
共働きの場合、理想をいえば家事も育児も仕事を分担しているのと同じように分担したいところですね。
しかし現状では、やはりママの家事育児負担の割合が多いという声がよく聞かれます。
では、一般の家庭とは違う働き方の芸能人のご家庭ではどうなのでしょうか。
今回は5人以上のお子さんがいらっしゃる芸能人のご家庭の子育て事情を詳しく見ていく中で、一般家庭でも参考にできることがないか探していきます。
●『イクメン』を浸透させた先駆者、つるの剛士さん
子だくさんの芸能人と言えば、個人的にはつるの剛士さんを思い浮かべます。
つるの剛士さんで印象的だったのは、第4子となる3女が誕生するタイミングで育児休暇を取ると発表したことでした。
一般のサラリーマンと異なり、仕事が保証されていない芸能人の方々が育休を取ることに業界では批判的な意見が多かったそうです。
しかし世間では、つるのさんの愛と勇気あふれるこの行動に賞賛の声が相次ぎましたね。
つるのさんの奥様はその時すでに3人の子育て経験があったわけです。
なので、もし仕事に邁進して家庭のことを顧みる余裕をもっていなければ、奥様が子育てについてどんな苦労をしているかを知る余地はなかった でしょう。
むしろ『4人目だから余裕だね』と考えたかもしれません。
でも、つるのさんは奥さまのことをちゃんと見ていました。
だからこそ、4人目の子育てはこれまでよりも大変になると理解していたのです。
事務所に相談しなかったことで、業界的には責められるところもあるのかもしれません。
しかし結果的に育休を取ったつるのさんのお仕事が復帰後に途絶えることはありませんでした。
そして、つるのさんは6年後、第5子の出産に際して再び育休を取りました。
●つるのさんのブログに子育てのヒントがあふれている
つるのさんの素晴らしいところは、
『子育てってこんなに素晴らしい!』
『育休サイコー!イクメン、サイコー!』
といった情報を一切発信しなかったことです。
二度目の育休中に切々と発信されたSNSからは、子育ての苦労が伺えるものばかりでした。