子育て情報『不安がいっぱい… 高齢出産をどう乗り越える?』

不安がいっぱい… 高齢出産をどう乗り越える?

不安がいっぱい… 高齢出産をどう乗り越える?

こんにちは、海外在住プロママライターのさとうあきこです。

女性の結婚適齢期の幅が広がっていること。いつまでも若々しく健康な女性が増えていること。不妊治療が進んだこと。などなど複数の理由から、高齢出産 、それも初産を経験する人が少なくありません。

私の知人もその一人。でも、41歳で初産を迎えた友人は妊婦時代、待ちに待ったはずの妊娠への喜びよりも不安の方が大きかった といいます。

友人を襲ったその不安の中身とは

実際のところ、友人は以下の4つに不安 を感じていたそうです。


①妊娠初期の不注意(飲酒・薬の服用など)が与える胎児への影響
②羊水検査を医師にすすめられる高齢出産という事実
③妊娠に気づくのが遅れて、夫や両親に打ち明けにくかったこと
④高齢初産する自分へ向けられるかもしれない周囲の目

ただでさえ40歳を超えた高齢の初産。一般的にも出産リスクが増加すると耳にしていたMさんは、本来感じるはずの妊娠の喜びよりも先に大きな不安を感じてしまったのです。

様々な不安が襲いかかる

40歳だった友人は、生理がこないことを最初は「更年期の始まり?」と思った そうです。すでに結婚して10年以上たち、妊娠を望んではいても、ちょっと諦めモードに入っていたという事実もあったようです。「生理がこないことを妊娠に結びつけられなかったのよね」と言います。

妊娠に気づかないままの妊娠4カ月目を迎えた友人。体調不良が続き、いよいよ更年期だと病院で診察を受けました。そこで初めて妊娠を知り愕然。
体調不良はつわりだったのです。

この、妊娠に気づかなかったことが、高齢初産の友人の不安をより大きくすることになりました。なぜなら、妊婦としては不摂生にも、普段の生活と同じように飲酒をし、体調不良から風邪薬や胃薬などを服用していた上、妊娠初期の摂取がすすめられる葉酸の摂取を行うなどの注意を払わなかったから。

さらには医師から、高齢でもあるし念のための羊水検査をとすすめられた友人 。「羊水検査をすすめられるってことは、胎児に異常があるかもしれないってこと?」とますます不安を募らせます。その病院では40歳以上の妊婦には原則羊水検査をすすめる方針だったそうですが、友人の頭には不安が巣くっているため、悪い方へばかり考えてしまったのです。妊娠に気づかなかったこととそのせいの不摂生を、ご主人に呆れられるのではとの恐れから、その後の検診もしばらくは内緒。

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