避難訓練はOK? 子育てママ向け「地震対策」のチェックポイント3つ
こんにちは、ライターの月極姫です。
熊本県へのふるさと納税額が過去最高額を記録し、被災地への思いが少しずつ、さまざまな手段を通して形になり始めました。しかし被災地には依然余震におびえ、不便な生活を強いられている方々があふれています。
支援する心と同時に忘れてはならないのが、明日はわが身という事実です。東北大震災後から5年、次に大きな地震が来る地を“九州”であると誰が予測したでしょうか?
とはいえ、地震未経験でなかなか危機感がわかない、という方も多いはず。そんな方には、地震の模様を撮影した動画を視聴することをお勧めします。
見るのがつらい、心が苦しくなるような映像がたくさんありますが、地震の際の街並み、家並みや避難の様子こそ、被災地の現実です。
パパ、ママが日ごろからシミュレーションしておかずに、いざというときに子どもを守れるでしょうか?
子どもを守り抜くための対策は、日ごろの準備からすでに始まっています。
実際に被災した方々の経験談を元に、常識+αの地震対策をご紹介します。
●チェック(1)今すぐ「防災バッグ」を2~3個用意する
防災バッグを用意してある方も多いかと思いますが、一家に1個では十分とは言えません 。
地震で自宅が倒壊しそうな状態になると、防災バッグを取りに行くために家屋の中に入ること自体が危険です。
せっかく用意した育児用品を取りに行くこともできない……という事態を防ぐため、玄関などの屋内だけではなく、屋外の物置 や車の中 に1個ずつ配置しましょう。
●最低限の防災グッズリスト
【A】一次的に持ち出す基本セット(子どもの有無にかかわらず必須)
・防災頭巾
・バスタオル
・医療品&常備薬
・水
・非常食
・着替え
・タオル
・ティッシュ
・毛布
・ビニール袋
・生理用品
・洗面道具
・筆記用具
・懐中電灯
・電池
・ろうそく
・マッチ
・ライター
・携帯ラジオ
・小銭を含む現金(自動販売機などに使用するため)
・ロープ
・雨具
・レジャーシート
・ナイフ
・ハサミ
【B】赤ちゃんがいる場合
<ミルクセットオムツ>
・ミルク
・ミルク用の水(ペットボトル)
・紙コップ&スプーン
・除菌効果の高いウェットティッシュ
<オムツセット>
・おしり拭き
・オムツ
・サラシ
・レジ袋
<おやつ&ご飯セット>
・瓶詰など保存のきく離乳食
・お菓子
・カンパン
+予備の抱っこひも1~2本
【C】幼児~小学生がいる場合
<おもちゃセット>
・音の出ない(または小さい)