登園拒否がコワい? 「保育園のお昼寝」が嫌いな子どもへの対処法
遊びたい」という理由でした。「横になるだけでいいですよ」と、先生からは言われましたが、娘本人は「昼寝するなら、保育園に行かない」と反抗的な態度をとるようになりました。困った私は、娘と話し合い、降園後に近くの公園で遊ぶことを約束。その代わり、昼寝をすると快諾してくれました。雨のときは、近くのショッピングモール内で遊ばせました』(5歳女の子ママ)
保育園に通っている途中で、昼寝を嫌がり始めるお子さんもいるようです。
成長とともに、自己主張も出てきます。子どもの言いなりはよくないですが、言い分に耳を傾けて、どうしたらよいのか解決策を一緒に考えることを、私自身、日ごろ心がけています。
子どもにとって、保育園にいる時間は長いものです。
降園後、あるいは降園前に遊ぶ時間をつくるのは大変ですが、ご家族と触れ合う時間 を一日のどこかにつくることで、子どもは満足感を得られ、苦手な昼寝の時間も受け入れられるのではないでしょうか。
●(3)(睡眠導入時に)安心感を与える
『うちの子はなかなか保育園に慣れなくて、一度転園をしたことがありました。2度目の慣らし保育。やはり、昼寝も嫌がり、家でも保育園でも泣いてばかりいました。ただ、担任の先生からは「無理に寝なくてもいい」と言われていました。
しばらくたって、先生に昼寝をするようになったと報告。息子に聞くと、「先生がお歌を歌ったり、ゴロゴロ体操をしたりしてくれた」とのこと。息子は、寝ないことを責められずにお昼寝中に遊んでくれた ことがうれしかったようです。
先生のおかげですね』(5歳男の子ママ)
前出の現役保育士さんによると、寝ようとすると緊張が走り、かえって寝られないお子さんがいるそうです。寝ないことへの不安や罪の意識を取り除くことで、自然と睡眠に入れると言います。
寝ることに意識を向けず、まずは「寝なくても大丈夫」といった安心感 を与えてもらうことを、担任の先生にお願いしてみてはいかがでしょうか。
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以上、3つの対応策をご紹介しました。
参考になりましたでしょうか?
保育園に慣れるまではご苦労はあると思いますが、ある程度は時間が解決していくと思います。私の息子も幼稚園に通うのを最初は嫌がりましたが、年長になった今はお友達が大好きで元気よく通っています。
ご相談者さんは娘さんの不安を少しでも取り除き、一緒に触れ合う時間を大切にされながら過ごしてくださいね。