子育て情報『お金を大切に使う!? 子どもに導入すべき「出来高制お小遣い」のススメ』

お金を大切に使う!? 子どもに導入すべき「出来高制お小遣い」のススメ

お金を大切に使う!? 子どもに導入すべき「出来高制お小遣い」のススメ

【ママからのご相談】
今年小学生になった息子には、決まったお小遣いがありません。

まわりのお友達の中には、お小遣いをもらっている子が時々いる様子で、うちもそろそろ……と考えているのですが、これを機にお金の大切さをわかってもらいたい気持ちもあります。

無駄遣いをしない子にするために、何かいいアイデアはありませんか?

●A. 低学年の子どもにとって、お小遣いは“時々もらえる臨時収入”ポジション!?

ご相談ありがとうございます。ママライターの木村華子です。

金融広報中央委員会が公開した『子どものくらしとお金に関する調査』(平成22年度)では、小学生のおよそ8割が「お小遣いをもらっている」と答えた様子。小学校への入学を機に、お小遣いを意識し始めるパパ・ママも多いはずです。

また同調査では、お小遣いをもらう頻度について、小学校低学年の場合およそ6割が「決まった日にもらっているのではなく、時々もらっている」と答えています。

学年が上がるにつれ「月1」や「週1」など、定期的にお小遣いをもらう“定額制”が定着するとのことですが、子どもへのお小遣い制度が導入されたばかりのご家庭では、支給日が不定期なケースも珍しくはない様子。


お金は一生涯付き合わなければいけない大切な存在です。子どもには、お金の大切さを実感しながらお小遣いを受け取れるようになってほしいものですね。

そのためにも、「時々もらえる臨時収入」とは別の渡し方を取り入れたい とお考えの、相談者様のような方は少なくないのかもしれません。

そこで今回は、わが家が実施している“お小遣いの出来高制度” について紹介します。

お小遣いを立派な労働の対価として扱うことで、正しくお金に向き合う姿勢を身につけさせてあげませんか。

●“お小遣いの出来高制度”の仕組み

わが家の冷蔵庫には、「おこづかい表」という紙が貼ってあります。表には、子どもができるお手伝いと、そのお手伝いを1回こなすことでもらえる単価が書き込まれているのです。

【例】
・料理の手伝い……50円
・ゴミ捨て……10円
・洗濯物を取り込む……20円
・床の雑巾がけ……30円
・朝起きて、カーテンを開ける……5円

お手伝いを終えた子どもは、表に○(漢字を習った後なら、“正”の字)を書き込みます。
そしてお小遣い支給日が来たら、○を数えてお小遣いの額を集計し、金額を書き込んだお小遣い表は“請求書”としてパパかママに提出。

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