子育て情報『“中1ギャップ”が心配! 子どもの中学校入学で親ができるサポート3つ』

2016年8月3日 20:00

“中1ギャップ”が心配! 子どもの中学校入学で親ができるサポート3つ

“中1ギャップ”が心配! 子どもの中学校入学で親ができるサポート3つ

【ママからのご相談】
来年、中学校に入学する子どもの母親です。小学校と中学校とでは大きな差があると、先輩ママから聞きました。

それに、テレビなどでも「中1ギャップ」という言葉があると聞いて、心配の種が多くなっています。親は心配事にどう対処したらいいか知りたいです。

●A. 不安な点を明確にして、1つ1つに対処していきましょう。

こんにちは。メンタル関連を中心に書いているメンタルケア心理士の桜井涼です。ご相談ありがとうございます。


中学入学に関して、親が不安になっている問題は大きく分けて3つあると思っています。

その3つとは、「学習・学力」「生活背景」「金銭面」です。

その一つひとつをどう乗り越えて、子どもを支えるために必要な心の準備をしていくかが大切なポイントになります。

実際に現在中学生のお子さんを持つ親御さんから話を聞き、不安をどう乗り切ったかをまとめてみましたので、参考にしていただけたらと思います。

●(1)学習・学力の面

中学校では、英語がどんと入ってくる、教科別で先生が変わる、定期テストがあるなど、お子さんの学力が明確になります。

そして、教科ごとに宿題が出るので、自主的に進めていくことができるのかと不安になる親御さんが多いようです。

学習については今から自主学習ができるように癖をつけておくことが、親にも子にも不安を解消することのできる方法だと思います。

中学生になったらできるというものではありませんので、今から自主学習を練習する 形を取ってみると案外うまくいきます。


方法としては、最初は自主学習をなぜしなければならないかをお子さんと話し合いましょう。理由を理解させることで、始めやすくなります。

そして、スタートは数分単位から始める ことをおすすめします。いきなり宿題以外に何十分も学習するのは苦痛に感じて、苦手意識を植え付けることになります。

いったん苦手意識を持ったら、頑張らせるのが難しいです。

おすすめしたい自主学習のスタートは、“音読 ”です。どの教科でもいいので、教科書を声に出して読ませてみましょう。

声に出して読んで耳で聞いて、目で文字を追うという五感をフルに使っての勉強法なので、頭に入りやすいです。
そして時間も短くて済むので、お子さんにとってやりやすいはずです。

●(2)生活背景の面(中1ギャップを含む)

現役中学生をお子さんに持つ方たちにお話を聞いたところ、さまざまな心配事があったとのことでした。

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