他は痩せてるのに! 残念な“下っ腹ポッコリ”の原因と対処法4つ
平たく言うと、ウエストの横側についている筋肉を鍛えないと、内臓下垂は止められない ということです。
これら下腹部の筋肉を総合的に強化するには、仰向けに寝て上体を起こす一般的な腹筋運動に加え、足上げ体操、足漕ぎ体操、腹筋の際に上体をねじるツイストクランチなどが有効です。
ネット上にも動画で解説しているサイトがたくさんあるので、ぜひ筋トレの際に参考にしてみてください。
●(4)冷える・むくむ→脂肪がつきやすくなる……の悪循環
血行の悪化などによる冷えも、じつは肥満や下腹ポッコリの原因となります。
人間の体には、体温の低い状態が続くと自動的に体を温めようとする働きがあります。体を効果的に温めるために、全体的に脂肪がつきやすくなるのです。
夏場に冷たいものを食べ過ぎると太ってしまったり、ダイエット中に体を温める食事や飲み物が推奨されたりするのはそのためです。
また、むくみも脂肪が落ちにくくなる原因の1つです。
脂肪を敵視する前に、「体を冷やし過ぎていないか」「血行が悪くなっていないか」「塩分の摂りすぎや運動不足でむくみがひどくなっていないか」をチェックしましょう。
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いかがでしたか?やみくもに自己流の筋トレをするのをやめて、脂肪と内臓下垂を戦略的にやっつけていきましょう。
ご相談者様のダイエットは成功している方だと思います。体の線が出る服を着られるのも、時間の問題ですね。
【参考文献】
・『カラー図解 筋肉のしくみ・はたらき事典』左明・山口典孝(共著)、石井直方(監修)
【参考リンク】
・ダイエットに関するアンケート調査 | 株式会社マーシュ(https://www.marsh-research.co.jp/mini_research/mr201106.html)
●ライター/月極姫(フリーライター)