胸がぺたんこでも平気? 初めての“マンモグラフィー検査”体験レポート
正直に怖いと言っておいて良かったと思います 。この会話を通して、会ったばかりの検査技師さんとの距離感が近くなり、不安が少し解消されたからです。
●いざ検査台へ
先ほどの会話で、緊張がほぐれたついでに私は言っておかねばならないことを思い出しました。
「3人の子どもたちへの授乳が終わって、バストがすっかりしぼみきっています 。私のような全く脂肪のないペタンコなバストの状態でも検査できますか?」と尋ねると、「大丈夫です!これだけあれば、充分検査可能です」とのこと。
よかった!同じお悩みを持つママさんたち、朗報です。
●検査開始
所定の位置に立ち、胸を台の上に乗せます(私の場合は乗りませんでしたが)。技師さんの指示に従って体勢を整えたら、上からバストを挟みこむための透明の板が降りてきます。
だんだんとキツく挟まれていく感覚はありますが、痛みは感じませんでした。
技師さんは挟んだ部分の皮膚のシワを伸ばし微調整しているようで、そのままじっとしていること15秒ほど。まだ痛みは感じません。
「撮影しますので、動かないでください」と声をかけられて、数秒後に終了。これを左右のバストに行いました。そのあと、挟む方向を90度変えて同じように左右を撮影。
結局、挟まれている間“キツく押さえつけられていく感覚”を感じましたが、「とんでもなく痛い」なんて表現には程遠いもの でした。これが個人差というものなのでしょうか。
私の場合は、必要以上に怖がっていたようです。終わってみて本当に、「痛くない」と思いましたから。
●母乳がまだ分泌していたと分かった
私の場合ですが、検査で強い力をかけたことで、母乳がまだ分泌していることが分かりました。
検査台の上に母乳が少し出ていたので分かったのです。卒乳から5か月経ち、全くケアしていませんでしたので驚きました。
卒乳後しばらく分泌が続く人も時々いるとのことで安心しましたが、こういったことも検査に行かなければ分からないことですよね。
●結果は「異常なし」
検診の結果は異常なしでした。私は今回、主人の勤めている会社の健康保険組合からの推奨で人間ドックを受けた中に乳がん検診がメニューに組み込まれていました。
私の乳がん検診結果は、“マンモグラフィー+医師による触診”という組み合わせで診断されました。
触診は婦人科の医師によって行われ、ここでも女性の医師でしたからとても安心でした 。